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更新日:2022年1月1日

No44平成27年第3回(9月)定例会テキストブック版

表紙(1ページ)

七尾市議会だより

2015年11月

2ページ

定例会の概要

3から5ページ

各常任委員会の審査結果

6から10ページ

代表・一般質問(13名)

10ページ

決算審査特別委員会の審査結果

11ページ

市民と議会との懇談会

12ページ

採決結果一覧、議会の動き

表紙写真キャプション

写真「よみがえる戦国の名城七尾城」CG画像の一部

2ページ

9月定例会の概要

七尾市議会第3回定例会は、9月7日(月曜日)から10月2日(金曜日)までの会期で行われました。

今定例会では、代表質問は4名、一般質問9名、合計13名の議員が市政一般について質問を行いました。

議案等については、平成27年度一般会計補正予算などの議案21件、報告11件(議決不要)が市長より提出され、審査の結果、全ての議案は可決・認定され、意見書提出による議会案2件についても可決されました。

今定例会で提出された請願1件については不採択となり、継続審査となっていた請願1件については採択されました。

消防署庁舎統合のための用地および建物を取得

議案第78号

平成27年度七尾市一般会計補正予算(第3号)

和倉分署と田鶴浜分遺所と徳田分遺所を統合し、新庁舎を整備するための用地と建物を取得するための費用

1億2,300万円

写真キャプション

購入予定建物

その他主な議案

議案第78号

平成27年度七尾市一般会計補正予算(第3号)

農業委員会事務局費の増額49万2千円

農地改正に伴う農地中間管理機構による担い手の農地集積・集約化の推進に係る事務費用

農地基本台帳の整備、耕作放棄地所有者への意思確認など

多面的機能支払交付金の増額1,854万2千円

対象集落の増加のよる増額

負担割合:国2分の1、県4分の1、市4分の1

中山間地域活性化対策事業費の増額1,083万5千円

取組内容の拡充に伴う交付金の増額

負担割合:国2分の1、県4分の1、市4分の1

就農総合支援事業費の増額108万円

新規就農者(研究生)の増加による助成額の増加

コミュニティセンター整備事業費

1億100万円

コミュニティセンター化に向けて施設整備を行うもの

サンビーム日和ヶ丘(田鶴浜地区)

中島市民センター(中島地区)

能登島総合健康センター(能登島地区)

七尾線・のと鉄道対策事業費

2,769万円

JR七尾線・のと鉄道利用促進等ための駐車場を整備するもの

整備箇所:能登わかば農業協同組合本店跡地

写真キャプション

購入予定地

議案第86号

七尾市中心市街観光交流センター条例について

旧中央図書館跡地に建設中観光交流センタ―の利用時間や入館料など、施設利用における取り決めを定めるもの

議案第88号

七尾市公設施設地方卸売市場の指定管理者の指定について

平成27年10月から公設施設地方卸売市場の運営を指定管理にするため、その業者を指定するもの

指定管理者:七尾市場管理株式会社

3ページ

総務企画常任委員会

総務企画常任委員会に付託を受けた議案について審査した結果、主に下記内容が議論されました。

付託

議案4件

報告4件(議決不要)

委員長

山崎 智之

副委員長

礒貝 和典

委員

岡部 俊行、荒川 一義、永崎 陽、桂 撤男、杉本 忠一

写真キャプション

マイナンバーを使って手続きすることが多い市民課の窓口

議案第78号

平成27年度七尾市一般会計補正予算(第3号)

歳入について

質問

七尾中学校建設に係る国庫補助金の増額と教育債の減額について、その要因は。

回答

東日本大震災の影響等で資材単価が高騰していることなどから国庫補助金が増え、これに伴い当初予定していた教育債を減額するもの。

総務費コミュニティセンター整備事業費について

質問

地元として色々要望がある中で、今回の補正はその中の一部だと理解している。

例えば、駐車場の整備など、残りの部分の予算措置はする予定があるのか。

回答

今回の予算は施設内整備にかかる費用となっている。

駐車場等の整備が必要であれば、今後の課題ということで検討していきたい。

消防関連について

質問

新庁舎整備のための用地取得だが、取得の意向が示されてから長時間が経過している。

先般本会議での市長答弁では、まだ本格的な契約に至っていないということだったが、なぜ時間がかかっているのか。

回答

適正な価格で取得するため、土地については不動産鑑定、建物については建物調査を行い、それぞれの金額を算出。その金額の範囲内で予算計上したうえで、今後所有者と交渉に入っていく。

質問

今回取得する消防ポンプ自動車は普通免許で運転可能なのか。

また、普通免許以上の免許取得状況は。

回答

制限いっぱいだが重量的に普通免許で運転可能。

また、去年、今年の採用者を除き、中型免許未取得者は8名。

マイナンバー制度について

質問

メリットはどう考えるか。

回答

一般的に言われていることだが、免許証に代わる身分証明証となる。

将来的な話で言えば、他自治体においても戸籍が取れる。

また、連携が取れればコンビニでも同様のことができる。

質問

個人の預金についても管理できるというシステムはいつから導入されるのか。

回答

平成30年の1月から、本人の了解のもとで金融機関の預金口座と連携がなされる予定。

質問

この制度が導入されれば、住民票がいらないのでは。

回答

社会保障関連などの手続きに住民票などが必要だが、これが不要になる。

しかし、民間利用はまだ不可なので、私的なものについては引き続き必要となる。

全ての場面でいらなくなるわけではない。

質問

次の広報に特集を組まれる予定だが、どういった内容なのか。また、その他の周知方法は。

回答

10月から番号が通知されること、1月から申請によってカードの発行がされる旨の案内に加え、用途やメリットなどを1ページから2ページ程度記載する予定。

また、広報紙に加え、社会福祉協議会を通じて、各種団体へもパンフレットを配布予定。

外国の方を雇用している企業へは英語版のものを送付しようと検討中。

ホームページでも関連情報を掲載。

質問

カード発行数について、目標は立てているのか。

回答

国では、8パーセントから10パーセントを見込んでおり、七尾市にあてはめれば4千人から5千人程度になる。

質問

マイナンバーカードは、更新が必要なのか。

回答

20歳以上は10年、20歳未満は、容姿の変化を考慮し、5年で更新となる。

4ページ

教育民生常任委員会

教育民生常任委員会に付託を受けた議案について審査した結果、主に下記内容が議論されました。

付託

議案5件

報告2件(議決不要)

委員長

山添 和良

副委員長

高橋 正浩

委員

松本 精一、伊藤 厚子、大林 吉正、石川 邦彦、中西 庸介、木下 孝輝

写真キャプション

能登演劇堂の大扉

議案第95、96、97号

工事請負契約の締結について

七尾中学校の建設にかかる工事請負契約について

質問

七尾中学校の工事請負契約の締結で創作棟・アリーナ棟の電気設備はどうなったのか。

回答

28日の入札で落札者がいなかった。9月1日に公告、9月8日に再入札の予定。

質問

確認だが、また追加議案で創作棟・アリーナ棟の電気設備とグラウンド工事が計上されるのか。

回答

電気設備については、1億5千万円未満の予定なので議決案件ではない。

また、グラウンド工事については、分けて何本か発注をかける予定なので、議決案件ではない。

議案第78号

平成27年度七尾市一般会計補正予算(第3号)

在宅育児家庭通園保育モデル事業について

質問

在宅育児家庭通園保育モデル事業で少し確認したいのだが、認定こども園で週2回から3回の保育サービス利用支援とは、月でいうとどんな感じになるのか。

回答

1ケ月で8回から12回ということになる。

曜日を決めて保育サービスを実施することになる。

質問

何歳児でも週3回ぐらい利用できるのか。

回答

県の要綱では、0・1・2歳児が利用できるが、0歳児は週1回、1・2歳児になると週3回程度と回数が示されている。

報告第29号

法人の経営状況報告について(公益財団法人演劇のまち振興事業団)

質問

保守・管理委託業務で、一番高いのが裏の大扉の昇降機だと思うが、保守料はいくらぐらいか。

回答

定期点検で200万円ほど。

質問

中部日本高校演劇ワークショップが毎年、演劇堂で開催され、多くの生徒がくるが、市外で宿泊しているらしい。

市内で宿泊させることはできないのか。

回答

事務局と協議をしながら、市内で宿泊するよう働きかけていく。

その他

健康福祉部その他生活困窮者自立支援制度について

質問

本会議でも質問したが、この学習支援事業では、どんな方が支援員になっているのか。

また、支援を受けている子どもたちはどんな生活環境なのか。

回答

学習支援員は、教員のOBで校長経験もある。現在2名にお願いしている。

対象の子どもの生活環境については、生活保護世帯、就学援助世帯または児童扶養手当の受給世帯で一人親の家庭である。

あくまで貧困の連鎖を断ち切るということであるので、低所得世帯の中学3年生を対象として募集している。

質問

部長の答弁で教室方式と言っていたが、前の部長の答弁では家庭訪問と聞いていた。

どのような経緯で変更になったのか。

回答

当初は家庭訪問方式で実施すると答弁したが、家庭訪問方式をやめたわけではない。

検討する中で、他人を家庭に入れることを拒否する方もいる。

現在も募集に際して、家庭訪問方式と教室方式を選択できる。

申し込み時に、支援員、市の担当、保護者、本人の4者で話をする中で、家庭の中で一定の時間を過ごすよりも外へ出て共に学んだ方がいいのではないか、同じ境遇の方がいるのであれば、教室方式に変更したいと保護者から言われている。

決してこちらから誘導したわけではない。

5ページ

産業建設常任委員会

産業建設常任委員会に付託を受けた議案について審査した結果、主に下記内容が議論されました。

付託

議案5件

報告3件(議決不要)

委員長

木下 敬夫

副委員長

佐藤 喜典

委員

久保 吉彦、杉木 勉、垣内 武司、高僧 弘、今田 勇雄

写真キャプション

中心市街地観光交流センターイメージ図

議案第89号

公有水面埋立諮問について

庵、鵜浦、太田新線道路について

質問

この道路整備について、長い年月が掛かっているが、一日も早い完成を望んでいる。

回答

県の方にも、強く早期完成に向けた要望をしていく。地元の方々にもご協力いただくよう伝えている。

質問

若干、用地買収が残っているのは難しいことなのか。

回答

県の事業ではっきりしたことは分からないが、護岸工事の関係で少し用地買収が遅れていると聞いている。

質問

早期完成を求めて用地買収に失敗しても困るため、いろいろと県と協力していく必要があると思うのでしっかりとフォローしてほしい。

要望のため答弁なし

議案第78号

平成27年度七尾市一般会計補正予算(第3号)

農林水産業費:中山間地域直接支払交付金について

質問

57地区から53地区に減った理由は。

回答

地元の申請に基づいて行う事業で、人手不足や調整不足で対応できない地区が出てきた。

事業を途中で終えると全額返金にもなりうるので、地元総意のもとで減っている。

質問

対応できない地区には、いろいろと指導してやっていけないのか。

回答

農家の高齢化などで大変苦しいところもある。隣の地区の方と連携して事業を進める「集落協定」という方法もある。

そのような方法なども含めて指導・周知していく。

議案第86号

七尾市中心市街地観光交流センター条例について

質問

入場料が800円というのは妥当と考えるのか。

回答

800円というのは上限と考えている。その料金を下回る金額であれば入場料は変更できるが、上回る金額であれば条例を改正しなければならない。

たとえば、入場料500円と条例で定めたとして、何か特別展示などをしたときに700円の入場料にしたいと思っても、直ぐに入場料を変更できないので、ある程度の料金設定を考慮して800円とした。

報告第25号

法人の経営状況の報告について(株式会社七尾フラワーパーク)

質問

旧食遊館のスペースの活用策として、イベント時に何か軽食を出すようなことは可能なのか。

回答

今のところは弁当やおにぎりなど単価の安いものを販売している。必要なものは要望に応じながら対応していく。

質問

マレットゴルフ場、パークゴルフ場が7月に完成したが、今のところの利用状況は。

回答

7月に完成し、さっそく県大会も開催されるなど利用状況は良好。

以前からあるグラウンドゴルフ場などを含めて、昨年から比べても全体的に25パーセント増の利用状況になっている。

質問

せっかく投資した施設なので大いに利用してほしい。

回答

完成後は市民以外にも、中能登町や氷見市の方々もこの施設を利用している。

今後もサービス面など考慮しながら利用拡大に努める。

6ページ

代表質問(等政会)石川 邦彦議員

七尾中学校の遠距離通学の対応について

通学に公共交通機関の利用を!

新たな道路が出来ると自動車交通量が増え、通学路の安全点検はより重要になってくる。

安定した安全確保のため、横断歩道の設置や速度制限、道路の拡幅など、今後どのように進めていくのか。

また、平成29年開校の七尾中学校の遠距離通学・冬期間通学について、公共交通機関を活用することによって中学生が自立への成長期に人と触れ合うことが出来るまたとない経験の場と考えるが、このような通学のあり方を構築する考えはあるのか。

近江教育長

今年度、七尾市通学路交通安全プログラムを作成し、これに沿ってPTAや警察など各種団体で七尾市通学路安全推進会議を設置する。

ここで、児童生徒が安心して通学できるよう安全対策を継続的に推進していく。

不嶋市長

公共交通機関を利用することは、住民の足を守る側面、子どもたちが地域の方と触れ合う中で社会性を身につける人間形成の場にもなる。

今後、七尾中学校統合協議会に提案していく。

何よりも、バス事業者にスクールバスと同様の利便性が確保できるようにお願いをし、新路線の導入など十分に事業者と協議を重ね、統合協議会にも提案・相談していきたい。

その他の質問項目

総合教育会議の設置

消防救急体制の整備

写真キャプション

七尾高校前の道路

代表質問(灘会)桂 撤男議員

新幹線開業・能越道開通の効果について

観光地としての今後の対応は!?

(1)新幹線や能越道などによる効果で多くの観光客が金沢や能登に訪れているが、この効果を持続するのが大変。

市内の観光も連携しながら回遊性を高め、七尾で過ごす時間を増やす取り組みが重要である。今後の方策はあるのか。

(2)観光交流センターが完成すれば、市内の観光スポットを結ぶ核となる施設になるが、どのようなサービスを提供するのか。

また、愛称をつける考えはないのか。

不嶋市長

(1)現在は何もしなくてもお客さんがくる状態。

このようなときにこそ丁寧な対応やおもてなしの心をしっかりと持って対応することが大事。

足元を見る形で暴利をむさぼるような対応ではダメ。

観光事業者には、このことを肝に銘じて対応していただくようお願いしている。

また、回遊性の向上に向け、歩道やサイン看板の整備のほかに観光案内所の新たなサービス、レンタサイクルなどを検討している。

(2)観光交流センターでは、展示室に花嫁のれんを展示し、花嫁のれんくぐり体験を行うなど歴史や文化を感じてもらったり、物販スペースでは地域の特産物を販売したりして、観光地としての情報発信を行う。

愛称は、公募することも含めて地域の方と相談して決めたいと思っている。

その他の質問項目

地方創生七尾盤総合戦略

新たな地域づくりコミュニティの仕組み

七尾駅隣接用地の取得

写真キャプション

北陸新幹線

代表質問(礎)荒川 一義議員

いしかわ歴史遺産と能登畠山文化について

歴史遺産で地域活性化を!

今年11月に石川県は、複数の文化財をまとめて石川の魅力発信に活用する「いしかわ歴史遺産」の認定を行う。

認定基準は、地域の歴史や伝統、風習などから構成されるストーリーなど。

七尾市からも応募したようだが、どのようなものを応募したのか。

そして、この認定でどのようなことを期待するのか。

また、畠山文化にゆかりのある関係市町と連携し、歴史文化のネットワークや地域活性化策など、新しい取り組みは出来ないのか。

近江教育長

七尾市では今回「七尾城が語る能登の戦国物語」「能登立国1300年と香嶋津」「唄う、踊る、崇める七尾の祭礼」の3件を応募。

いしかわ歴史遺産に認定されることによって、市民のふるさと教育や関係する文化財の保存活用が促進され、文化財と観光が連携した歴史遺産として地域活性化に繋がるものとして期待している。

また、今現在、能登一円に畠山文化を象徴する能登畠山氏の家臣の居城が点在しており、能登の4市5町の文化財保護審議会および各教育委員会事務局で組織する能登文化財保護連絡協議会に、今後何か取り組みは出来ないか提案していきたい。

その他の質問項目

七尾市まち・ひと・しごと創生総合戦略

郵便局との新たな連携策

生涯活躍のまちと七尾市応援隊

地域包括ケアシステムの実現

消防力の充実整備

写真キャプション

城山・本丸跡地

7ページ

代表質問(市民クラブ)佐藤 喜典議員

林業振興について

林業をより活性化せよ!

佐藤議員

(1)七尾市中島林業総合センターを積極的に利活用して、林業の技術者を養成すべきと考えるが、市長の考えは。

(2)森林および林業従事者が社会一般の生活水準に見合った生活環境を構築するための施策はあるのか。

(3)七尾市の林業の活性化と雇用の創出からも、木材の有効活用を積極的に推進する必要があるが、市長の考えは。

(4)私有林の整備は難しいが、荒廃する市内の山林対策の取り組みについて、どのように考えているのか。

不嶋市長

(1)この施設で人材育成による使用実績は過去にないが、これまで県の林業人材育成研修を受講した市民もいる。

国や県の様々な制度を利用していただくよう周知を図っていく。

(2)今後就業者を増やすには、高性能の機械を導入することのほか、コスト縮減や森林管理費の軽減なども大事。生産性を向上させて林業全体の収益が増えるようなことを考えていく必要がある。

(3)七尾市は国の補助事業を活用し間伐などを行い、木材市場に搬出している。また、七尾産材を使用した住宅への補助制度も設けている。

(4)県、市、森林組合と所有者が協力して、国や県の補助事業を取り入れながら保全などに努め、制度の積極的な周知を図っていく。

その他の質問項目

ぽい捨て等を禁止する条例

看護師の確保

写真キャプション

市内の山林

一般質問:山添 和良議員(市民クラブ)

平和を守る取り組みについて

第二能登丸の遭難を地域教材に!

今年は戦後70年、「第二能登丸の遭難」について多くのメディアが取り上げ、テレビの特番や新聞にも大きく取り上げられた。

証言や地域に残る資料も増えたので、整理、展示、活用するため市内の図書館に常設コーナーを設けることは出来ないのか。

また、地域教材で「第二能登丸の遭難」を授業などに生かしていく考えはないのか。

岡野総務部長

8月に開催された平和写真パネル展では戦後70年ということもあり、また「第二能登丸の遭難」と題した紙芝居の反響もあり、昨年の2倍近くの来場があった。

現在はスペースの問題で常設は難しいが、引き続き戦争の悲惨さなどについては啓発していく。

近江教育長

今年の平和写真パネル展では、1984年当時の小丸山小学校6年生が作成した紙芝居「第二能登丸の遭難」の展示や市内小中学校の平和に関する作品が展示されたが、新聞で報道されたように第二能登丸の資料は大変少ないのが現状。

しかし、「第二能登丸の遭難」を地域教材として活用し、地域の貴重な戦争体験を語り継いで、平和について学ぶことは極めて大切なことだと思っている。

その他の質問項目

市のシンボル

松の保護、再生

生活困窮者自立支援の取り組み総括

かき殻の活用

写真キャプション

第二能登丸が遭難した海(能登島佐波町)

一般質問:久保 吉彦議員(等政会)

七尾城の復元について

一日も早い七尾城の復元を!

七尾城は、日本五大山城の一つとして、能登の顔になっており、能登の政治、文化の拠点となっていた。

改めて、能登畠山氏への思いはどのようなものか。

また、今年は観光客も増え、ボランティアガイド要請も昨年の数を既に上回っている状況。

七尾城復元CGも完成し、土地も取得し、今後は復元計画を盛り込み、調査整備を実施していく予定だが、どのような段階を踏んで、何年かけて復元していくのか。

近江教育長

能登畠山氏は、室町時代の戦国期に能登の国を治めた大名で、七尾城や城下町、畠山文化から生まれた長谷川等伯など、能登の礎を築いた人物だと考えており、今後もしっかりと情報発信をしていく。

また、本年度から平成29年度までの3ヵ年で七尾城跡保存活用計画を作成し、この計画に基づき、国や県、専門家、地元の方々などにご指導ご協力をいただきながら、整備を実施していく。

この整備は、腰を据えて取り組む長期プロジェクトだと考えており、当面は来訪者に対して、利便性を図る便益施設などの整備を順次行っていく。

その他の質問項目

フィルム・コミッションの設立

コロサスキー場のキッズリフトの設置

写真キャプション

七尾城CG画像

七尾市議会の採決結果や詳しい答弁内容はホームページにて公開しています。

インターネット「七尾市議会」で検索

8ページ

一般質問:山崎 智之議員(市民クラブ)

万行土地区画整理事業について

早期の保留地処分を目指せ!

もともと平成22年度完了予定だった万行土地区画整理事業は、経済状況などにより保留地処分・事業完了が達成できない見通しで、今年度まで計画延長されていた。

(1)この事業の現状について、行政の認識は。

(2)組織のスリム化や保留地処分の迅速化を進めるうえで、組合に対して行政としての指導体制は。

(3)事業延長の場合、今後は具体的に事業完了、組合解散に向けた工程について、行政として指導や支援などで関わる必要があると思うが、どのように考えるのか。

清田建設部長

(1)保留地の販売不振により事業費が確保できないことが事業完了できない最大の原因。販売価格も周辺地と格差がある。今後は支出の削減を進め、他の宅地販売価格と競争できる水準にしたうえで保留地販売の努力が必要。

(2)組合の役員定数は、現在理事20名から13名に。事業の進捗に応じた組織の適正化を図っている。組合の部会で増員しながら保留地の販売促進強化に向けて指導をしていく。

(3)事業確保に保留地販売は不可欠で、組合自身の自助努力も必須。現行の定住促進住宅取得奨励金などの制度の活用に加えて、企業訪問等を行い、組合と協力しながら販売促進に努めていく。

その他の質問項目

無戸籍者の対応

マイナンバー制度

マダニ対策

写真キャプション

万行土地区画整理事業

一般質問:高橋 正浩議員(礎)

移住定住促進について

移住者に切れ目のないサポートを!

石川県や能登は魅力的な地域であることが全国的に浸透しつつも、具体的な提案がまだ十分ではなく、課題がある。そこで、総合的な移住者のニーズに対し、具体的な相談に乗ってくれるコーディネーターの配置が様々な自治体で行われており、移住を受け入れるために行政の枠を超えたサービス提供が求められている。七尾市も移住専門のコーディネーターを配置し、移住者に対し切れ目のないサポートや情報発信などを行い、様々なアプローチで人口減少対策の手立てを講じ、役割を担っていただきたいと考えるが、七尾市にコーディネーターを配置する考えはないのか。

岡野総務部長

移住希望者のサポートを一貫して行うためには、幅広い知識と豊富な人脈が必要。しかし、優れた人材の確保や継続的な財政負担といったことも課題としてある。現在は、移住前から移住後まで一貫してサポートできる民間団体がすでにあるため、そこを活用することによって移住希望者への対応に一義的に努めていきたい。

その他の質問項目

総合戦略の立案と実行のあり方

ICT利活用

写真キャプション

市内の空き家

一般質問:伊藤 厚子議員(無会派)

直木賞作家の杉森久英について

杉森久英氏をもっとPRせよ!

先日、TBSテレビで毎週日曜日の放送「天皇の料理番」という番組が、高視聴率のうちに終了し、感動を与えた。この作品の原作者は、七尾市生まれの直木賞作家・杉森久英氏である。ファンの方や観光客に七尾市へ訪れてもらうためにも、また市民で知らない人もたくさんいるため、図書館のホームページなどで杉森久英氏の紹介コーナーを作ってみてはいかがか。また、寄付いただいた杉森久英記念文庫は現在どこに保存されているのか。この機会に、図書館に紹介コーナーを作って作品を並べてみてはどうか。

近江教育長

図書館のホームページは、蔵書検索や予約できるもので、杉森久英記念文庫の紹介はしているが、個人を紹介するスペースはない。今後は、杉森久英氏を研究する市民団体の研究成果など取りまとめたものを市のホームページとリンクさせて発信していきたい。また、記念文庫は現在、旧有隣保育園で遺品の日記や取材ノートなどを収蔵し、書斎の一部を復元しながら展示している。中央図書館ではドラマ放映にあわせ著書や遺品などを特別展示した。今後も調査研究を重ね、皆さんに知っていただく機会を作っていく。

その他の質問項目

七尾市まち・ひと・しごと創生総合戦略

いしかわ文化振興条例

家庭教育支援チーム

写真キャプション

杉森久英記念文庫

9ページ

一般質問:永崎 陽議員(灘会)

市道管理について

道路管理の点検をしっかりと!

(1)道路脇の除草などの美化活動を行う団体と契約して景観形成に努めるアドプト制度を市として取り入れる考えはないのか。

(2)市道の安全性のチェックの一つとして、市道はほとんどアスファルト舗装が主流で、修繕にはオーバレイ(※1)やパッチング(※2)などがあるが、どのような判断基準で対応しているのか。また、除草対応で、沿線住民や町会などに積極的に協力してもらう取り組みはあるのか。

清田建設部長

(1)石川県ではアドプト制度を取り入れているが、市としては幹線道路の除草は業務委託、その他の道路管理は町会に道路愛護事業ということで原則お願いしており、町会に年一回活動の報奨金を支払っている状況。

(2)パトロールなどの結果を踏まえ、破損状況を確認し、ひび割れ率が40パーセントを超える区間は舗装の打ちかえ、オーバレイを順次実施。パッチングの補修は明確な基準がなく、パトロールや町会の要望などで現地確認し、安全確保に支障があると判断した場合、実施している状況である。また、除草については、町会等の協力は不可欠で、道路愛護事業でお願いしている。今後は地域づくり協議会でも対応が出来ないか、財政支援も含めて検討する。

オーバレイ

コンクリート舗装の上に3センチメートル以上の厚さでアスファルト混合物を舗設する修繕工事

パッチング

路面に生じたひび割れ部分にアスファルト混合物などで穴埋めしたりすること

その他の質問項目

プレジャーボート等の係留対応

半島振興法

特定空き家対策

写真キャプション

道路際の除草した後

一般質問:杉木 勉議員(灘会)

能越自動車道について

七尾・田鶴浜間の早期事業化を!

能越自動車道七尾氷見道路が全線開通し、今年のゴールデンウィークの交通量は昨年より倍増、お盆も約8割増。北陸新幹線開業も相まって、能登地域全体の観光振興に大きく貢献している。しかし、田鶴浜から七尾インター間が未事業のため、非常に不便。この区間が出来ると観光面ではもちろん、大呑地区や徳田地区までの救急車や消防車の移動が速くなり、能登病院へのアクセスも良くなる。七尾市にとって、この区間の事業化を国に対してしっかりと要望していただきたいが、市長の考えを伺う。

不嶋市長

七尾インターや城山インターで降りると市内には数多く信号機が設置されていることで、能登きっての関所が出来たと言われている。この区間の事業化に向けて、7月に経済界や議会、町会などとともに要望活動で国交省へ出向いた。この区間が整備されることで、七尾に限らず能登全体に能越自動車道の波及効果が生まれ、観光による移動や救急車などの時間短縮にもなり、その効果は一目瞭然だと訴えてきた。石川県にもオール能登のプロジェクトとしての後押しをお願いしている。年度末に国の予算編成もあり、あともう一押しということで、再度要望活動したいと思っている。

その他の質問項目

農地圃場整備

安心安全な地域づくり

写真キャプション

能越自動車道

一般質問:木下 敬夫議員(礎)

特殊詐欺被害への対策について

特殊詐欺被害の具体的な防止策は!?

全国的に特殊詐欺被害が増え、昨年の年間被害額は565億5千万円となり、過去最高。石川県は昨年、4億円近くの被害、七尾市は8件で520万円ほど。今年の市内での被害はどれくらいなのか。また、65歳以上の割合が高く特に女性の被害が多いようだが、七尾市ではどのような対策をしているのか。その対策の一つとして、通話録音機が全国的に増え、効果も出てきていると聞いている。県内では、小松市が貸し出しを始めた。七尾市として今後の具体的な取り組みの考えはあるのか。

前田市民生活部長

今年の市内の被害は、7月現在で8件の1,650万円。市では、警察署や七尾鹿島防犯協会と連携して、振り込め詐欺の防犯講習をしたり、金融機関や配送事業者などに対して店頭での声掛けやポスター掲示などしたりして、特殊詐欺被害の撲滅に向けて取り組んでいる。今後は、通話録音機が被害防止に大変効果があると聞いているので、その設置に向けて先進地の状況なども確認しながら検討していく。

その他の質問項目

七尾城跡

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電話する様子

七尾市議会の採決結果や詳しい答弁内容はホームページにて公開しています。

インターネット七尾市議会で検索

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一般質問:磯貝 和典議員(無会派)

ごみ袋について

ごみ袋の料金値下げを!

七尾市では、可燃ごみのRDF化方式を平成34年度で廃止し、新たなごみ焼却施設を建設することが決まっている。

これまでは、ごみ袋の価格がRDF化方式を採用している自治体間で大きく差がある。

七尾市で大が60円(他自治体は50円から30円)、中が45円(他自治体は30円から20円)、小が30円(他自治体は12円から10円)であるため、今後は大を40円、中を20円、小を10円に値下げ出来ないのか。

また、新しく建設する一般焼却施設に移行したら、焼却費用は軽減されるのか。

前田市民生活部長

ごみ袋の価格は、RDF化方式の処理費用の3分の1程度の負担とし、現在の市民負担は3分の1を超えていないため、値下げは考えていない。

新しい施設が稼働し、処理費用などが明確になった時点でごみ袋の価格が検討されるものと考える。

また、新しい施設の稼働予定である平成35年度で焼却費用を比較すると、RDF化方式のままだと年間8億円で可燃ごみ1キログラムあたり約80円の処理費用になる。

それを新しい施設に変更すると、年間4億円で可燃ごみ1キログラムあたり40円の処理費用となり、約半分の処理費用が軽減される見込みである。

その他の質問項目

地方版総合戦略

教科書採択

介護報酬費下げ

マイナンバー制度

就学援助制度

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市内のごみ袋

決算審査特別委員会

平成26年度歳入歳出の決算について

決算審査特別委員会に付託を受けた議案について審査した結果、主に下記内容が議論されました。

付託

議案4件

報告2件(議決不要)

委員長

石川 邦彦

副委員長

杉木 勉

委員

桂 撤男、松本 精一、久保 吉彦、山崎 智之、高橋 正浩

生活保護費について

質問

年々の保護世帯は増えていると思う。

その中で生活困窮者自立支援について、高齢者に対しての自立支援は難しいと思うが、いかがか。

回答

被保護者の推移としては、25年度末で184名、26年度末で169名と減少。

4月1日から生活困窮者自立支援法が施行され、これに伴い生活困窮者の相談窓口を設けることになった。

昨年既にモデル事業として行い、社会福祉協議会に窓口を設置し、主任相談員、相談支援員、就労支援員の3名を配置。

現在はミナ.クルに設置し、相談状況は、10月1日から3月末で、実相談者数43名、延べ件数では447件。

これは就労に繋げることが主な目的であるため、高齢者の方はやむを得ず生活保護に移行する場合もある。

質問

人数が減ったのは、認定が厳しくなったのか、生活改善されたのか。

回答

申請自体が減ってきている。昨年度中に廃止に関しては、10名が亡くなった。

その他、就労等により収入を確保できた方が9名と、自立されている方もいる。

災害対策費について

質問

備蓄品など購入費は、賞味期限が切れたものや切れそうなものなどを補充する感じでいいのか。

回答

そのとおり。必要なものを補充する形で賞味期限がきれそうなものについては補充することになる。

質問

賞味期限の切れたものはどのように廃棄するのか。

回答

賞味期限が切れる前に、地域の防災訓練などで非常食として使ったりしてもらう。

質問

地区などで管理しているものはいいが、市役所で管理するたくさんの備蓄品などは、東京都のように学校などへ配布して非常食を使った防災教育等を出来ればいいと思うが、その辺を検討していただきたい。

回答

各地区にかかわらず、学校等へも周知して対応していきたい。

保育力向上支援事業費について

質問

子育て応援サービス券の利用実績が、発行数に対して約3分の1と低く思うが、1年間で使い切らずにいるからか。

利用者が使いづらいのか、要因をどう考えるか。

回答

一時預かり、病児病後児預かり保育などで、就学前までの間に使うことができ、1年間で全て使わなくていい。

質問

近年の利用実績は。

回答

昨年度は2,108枚、その前年は、340件交付で2,600枚の利用実績だ。

質問

概ねそのようなものだろう。となれば事業全体を見て、実績が3分の1しかないということは、使いにくいものなのではないかと思うが、いかがか。

回答

金券と同様な使い方ができればよいのかもしれないが、子育てに不安が無ければ利用が無くてもよいのかとも思う。

昨年度、ファミリーサポートセンターにも利用できるよう対象施設の拡大も行っている。

今後もそういったところを考えながら進めたい。

地籍調査事業について

質問

この調査は国が進めているもので、いろいろと利便性があるが、これは全市に渡って調査するものなのか。

回答

県内で地籍調査事業を行っていないのが七尾市と珠洲市。

県から要請のあった国土交通省の実施する基本調査の区域について、地籍調査を実施するように依頼があり、調査を実施した。

現在は市内調査区域の35ヘクタールのうち、つつじが浜の6ヘクタールが終了し、今後10年間かけて35ヘクタールについて完了する予定。

質問

先の長い事業だが、他の地域は手をつけないのか。

回答

今年度はつつじが浜の現地調査となぎの浦について、素図作成業務があって、順次津向町の一部、小島町の一部、つつじが浜、なぎの浦の35ヘクタールの地籍調査を10年間かけて行い、その後他の地域について検討していきたい

平成26年度歳入歳出の決算の概要については、七尾ごころ(広報ななお)12月号に掲載されます。

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平成27年度議会報告会「市民と議会との懇談会」

5月20日(水曜日)から22日(金曜日)の3日間にわたり市内9カ所で「市民と議会との懇談会」を行ない、多数の市民の方にご参加いただき誠にありがとうございました。

各会場において、数多くの意見や質問が出たことにより、その内容を少しでも七尾市に反映してもらうべく、議会として行政に対し積極的に投げかけさせていただきました。

結果、以下のように行政側からの回答が提出されました。

開催場所

5月20日(水曜日)田鶴浜公民館、中島公民館、能登島公民館

5月21日(木曜日)矢田郷公民館、西岸公民館、北大呑公民館

5月22日(金曜日)和倉公民館、徳田公民館、西湊公民館

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議会報告会の様子

主な質問

質問

コミュニティセンターと地域づくり協議会のあり方についての説明を。

回答

地域の課題解決に向けて地域住民が協力連携して自主的に活動するのが地域づくり協議会で、その活動拠点がコミュニティセンターである。

質問

能越自動車道七尾区間の事業決定は?

回答

田鶴浜から七尾間について、新規事業化に向けた準備は整っており、早期事業化を求めて国に対して強く要望しているところで、今後も継続して要望する。

質問

休耕田の利活用として、補助金の使い方が間違っているのでは。

回答

昨年は、国の交付金の景観形成作物助成でコスモスなどを水田に作付けしたが、今年は食糧自給率や農家所得向上に繋がらない理由で、その助成が廃止され、新たに飼料用米や野菜の作付けに対して産地交付金を優先的に配分している。

質問

医療費など若者に優遇する対策を願う。

回答

子育て世代への支援として、多子世帯の保育料の軽減など、これまでの支援策を継続して行っていく。

特定不妊治療の助成、出産祝金、子ども医療費給付事業、賃貸住宅家賃助成など

質問

施設の見直し、統廃合などを進めるうえで、交付金が減ってくる状況で膨大な費用で放置される可能性もあり危険。

安全対策等をしっかり考えよ。

回答

施設の老朽化の度合いや形状などで利活用が見込めないものは、安全な維持管理に努め、計画的に解体を進めていきたい。

質問

危険な空き家に対し、解決に向けて行政も積極的に関わってほしい。

回答

関係部署と連携を図りながら、現地調査を行った上で助言や勧告、命令、戒告など、段階を踏まえてしっかりと対応していく。

質問

イノシシなどの鳥獣被害対策として、防ぐことより減らすことも必要だと思うが。

回答

イノシシ捕獲で、今年度は捕獲檻15基を追加(市全体で65基)し、被害拡大の防止に努めている。

また、クマ被害対策では、大呑崎山地区に10台の監視カメラと捕獲檻6基を設置した。

サル被害も増えており、捕獲檻などを使って駆除に努める。

質問

新しい企業誘致の考えはあるのか。

回答

七尾市では、市内の産業と結び付く企業を標的として企業誘致を行っている。

北陸新幹線や能越道の開通を契機に「七尾の地域資源、豊かな里山里海」や「安全・安心な生活環境」などをPRして企業誘致に努める。

質問

耕地整理の進捗状況が悪い。もっと予算を付け、促進してほしい。

回答

石川県の圃場整備の予算は前年と比べて横ばい。

県にしても中能登土木管内にしても事業を進めているが、全体的に早期完成を目指すには十分な予算がついてない。

市としても県に対し早期完成をお願いしている状況である。

質問

七尾中学校の通学路に対する安全対策は?

回答

今年度設置の「七尾市通学路安全推進会議」で優先的に協議し、来年度の予算要求に盛り込む予定。

具体的に、街灯の整備や速度規制、自転車通行帯の整備などを検討している。

質問

防災士育成の補助金を増額できないか。

回答

市内には190地域で自主防災組織が結成され、市防災士育成計画上、全ての組織に1名以上の配置を目標に、現在82人が登録。

防災士資格取得のための受講料については、市と県が全額補助しており、補助金の増額は今のところ考えていない。

10月中にも市民と議会との懇談会を開催し、各種団体の方々にも、数多く参加していただきました。ありがとうございました。

裏表紙(12ページ)

平成27年第3回定例会採決結果一覧表

議案第78号

平成27年度七尾市一般会計補正予算(第3号)

採決結果

全会一致で可決

議案第79号

平成27年度七尾市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)

採決結果

全会一致で可決

議案第80号

平成27年度七尾市介護保険特別会計補正予算(第2号)

採決結果

全会一致で可決

議案第81号

平成27年度七尾市公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第2号)

採決結果

全会一致で可決

議案第82号

七尾市個人情報保護条例の一部を改正する条例について

採決結果

賛成多数で可決

議案第83号

七尾市半島振興対策実施地域における固定資産税の特例に関する条例の一部を改正する条例について

採決結果

全会一致で可決

議案第84号

七尾市手数料条例の一部を改正する条例について

採決結果

賛成多数で可決

議案第85号

七尾市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例について

採決結果

全会一致で可決

議案第86号

七尾市中心市街地観光交流センター条例について

採決結果

全会一致で可決

議案第87号

七尾市下水道条例の一部を改正する条例について

採決結果

全会一致で可決

議案第88号

七尾市公設地方卸売市場の指定管理者の指定について

採決結果

全会一致で可決

議案第89号

公有水面埋立諮問について

採決結果

全会一致で可決

議案第90号

財産の取得について

消防ポンプ自動車2台

採決結果

全会一致で可決

議案第91号

平成26年度七尾市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について

採決結果

賛成多数で認定

議案第92号

平成26年度七尾市水道事業会計決算の認定について

採決結果

全会一致で認定

議案第93号

平成26年度七尾市病院事業会計決算の認定について

採決結果

全会一致で認定

議案第94号

平成26年度七尾市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について

採決結果

全会一致で可決

議案第95号

工事請負契約の締結について

七尾中学校の建設にかかる工事請負契約

採決結果

全会一致で可決

議案第96号

工事請負契約の締結について

七尾中学校の建設にかかる工事請負契約

採決結果

全会一致で可決

議案第97号

工事請負契約の締結について

七尾中学校の建設にかかる工事請負契約

採決結果

全会一致で可決

議案第98号

財産の取得について

史跡七尾城跡用地の取得

採決結果

全会一致で可決

賛成多数の議案中、反対議員は次の通り

議案第82号、84号、91号(礒貝和典議員)

垣内議長は、採決には加わりません。

今議会において、提案された議会議案の結果は下記の通りです。

議案番号:議会議案第12号

議案名

ウィルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書

採決結果

全会一致で可決

議案番号:議会議案第13号

議案名

TPP協定交渉に関する意見書

採決結果

全会一致で可決

なお、可決された意見書は関係機関へ提出しました。

今議会において、審議された請願は下記の通りです。

請願番号:継続請願第1号

請願名

演劇文化ゾーン整備に関する請願書

採決結果

全会一致で可決

請願番号:請願第6号

請願名

平和安全法制2法案に反対する意見書の提出を求める請願

採決結果

賛成少数で不採決

請願第6号は礒貝和典議員が賛成、他の議員は全て反対

垣内議長は、採決には加わりません。

議会の動き

9月4日議会運営委員会

9月7日平成27年度第3回定例会(10月2日まで)

10月1日七尾市自治功労者表彰式

10月3日七尾市社会福祉大会

10月4日七尾中学校建設工事起工式

10月5日のと鉄道運営助成基金事務組合議会議員協議会・議会定例会およびのと鉄道利用促進協議会総会

10月11日丸亀市合併10周年記念式典

10月13日石川県後期高齢者医療広域連合議会定例会

10月14日新焼却炉建設に伴う先進地視察(総務企画常任委員会ほか)

10月15日総務企画常任委員会

10月21日議会運営委員会

10月22日市民と議会との懇談会(28日,30日にも開催)

10月29日能越道七尾区間提言活動(産業建設常任委員会ほか)

お知らせ

議会だよりへの、市民の皆さんの率直なご意見・ご感想をお寄せください。

なお、議会の会議録については、市内各図書館(中央・本府中・多鶴浜・中島)および能登島生涯学習総合センターに備えてあるほか、市のホームページでも閲覧できるようになっていますので、ご覧ください。

電話

0767-53-8433

URL

http://www.city.nanao.lg.jp

市のホームページからメール送信することもできます。

編集後記

七尾市議会では、全ての委員会の任期が2年で人員の入れ替えを行っております。我々議会だより編集委員会は、今回の「議会だより」の発行をもって任期の2年となり、改選となります。この2年間、荒川委員長、高橋副委員長、久保委員、岡部委員とともに、この「議会だより」の編集に携わることができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。皆さま、ご愛読いただき誠にありがとうございました。次の議会だより編集委員会のメンバーになりましても、引き続き「議会だより」をご愛読いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

議会だより編集委員会

杉木 勉

発行日

平成27年11月5日発行

七尾市議会だより

URL

http://www.city.nanao.lg.jp

編集

七尾市議会だより編集委員会

発行

七尾市議会

電話

0767-53-8433

所在地

石川県七尾市袖ケ江町イ部25番地

お問い合わせ

所属課室:議会事務局

〒926-8611石川県七尾市袖ケ江町イ部25番地

電話番号:0767-53-8433

ファクス番号:0767-53-1326

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