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七尾市議会だより2017年9月52号
2ページ
定例会の概要
3から5ページ
各委員会・分科会の審査結果
6から9ページ
一般質問(11名)
10ページ
決算審査特別委員会審査結果
11ページ
採決結果一覧
12ページ
議会報告会、議会の動きなど
9月27日(水曜日)、七尾城山陸上競技場で七尾市小学生連合運動会が行われ、市内の小学校6年生447人が一堂に集い、100m走、走り幅跳び、クラス対抗リレー、棒うばいを行い、汗を流しました。棒うばいでは、他校の児童と協力しながら行うということで、初めは少し緊張した面持ちでいた児童も競技が始まると、協力しながら楽しく競技を行っていました。今年は市内の12校が参加して行われた連合運動会でしたが、来年度からは閉校や統合により、10校での開催となります。
http://www.city.nanao.lg.jp/
七尾市議会 検索
七尾市議会第3回定例会は、8月31日(木曜日)から9月15日(金曜日)までの会期で行われました。今定例会において、一般質問として11名の議員が市政一般について質問を行いました。
議案等については、平成29年度七尾市一般会計補正予算(第3号)など議案6件が市長より提出され、審査の結果、全ての議案は可決されました。また、継続審査となっていた議案5件、意見書提出による議会議案5件、議会提出の議会議案1件についても可決されました。なお、最終日には追加議案1件、同意案1件も提出され、いずれも可決・同意されました。
親子ふれあいランド、来年度から七尾サンライフプラザに移転!
[議案第68号]
平成29年度七尾市一般会計補正予算(第3号)
子育て支援施設運営費1,068万2千円
※親子ふれあいランド移転に伴う七尾サンライフプラザの改修費
写真キャプション 七尾サンライフプラザ
【議案第68号】
平成29年度七尾市一般会計補正予算(第3号)
職員研修事業費 1,350万円
市職員のワークライフバランスを実現するための経費
外部コンサルタントによる業務見直し
業務における課題抽出、ミーティング、見直しの実施
清掃施設総務事務費 2,000万円
ごみ焼却施設建設に伴う地元振興に係る補助金
対象地区:吉田町
急傾斜地崩壊対策事業費 1,020万円
6月30日~7月4日発生豪雨対応に係る増額
中島町田岸地内…法面保護工事
補助率:50%
河川等災害復旧事業費 2,170万円
6月30日~7月4日発生豪雨対応に係る経費
事業箇所:河川3件、道路3件
補助率:66.7%
農業施設災害復旧事業費 11,470万円
6月30日~7月4日発生豪雨対応に係る経費
補助分
事業箇所:農地3件、施設7件
補助率:農地50%、施設65%
単独分
事業箇所
工事…農地3件、施設6件
機械借上…農地22件、施設7件
林業施設災害復旧事業費 500万円
6月30日~7月4日発生豪雨対応に係る経費
事業箇所:別所岳線 補助率:65%
写真キャプション 豪雨による災害状況
委員会付託
分科会分担
総務企画常任委員会に付託を受けた議案および予算常任委員会総務企画分科会に分担された議案について審査した結果、主に下記内容が議論されました。
委員長/高橋正浩
副委員長/荒川一義
委員/山崎智之、岡部俊行、礒貝和典、垣内武司、桂撤男
写真キャプション 働く(事務作業を行う)様子
【議案第68号】
平成29年度七尾市一般会計補正予算(第3号)
地域づくり協議会について
質問
先進地視察(丸亀市)へ行く対象は誰か。
回答
職員2名である。現地で、いろいろな項目について現状、課題、解決策などを聞き取り調査してくる。
質問
今後、地域づくり協議会からも視察に行ってもらう計画はないのか。
回答
今の段階では各協議会で温度差もあるため、まずは15地区の協議会の状況を確認し、情報交換を行っていく。
写真キャプション 丸亀市視察の様子(総務企画常任委員会)
【議案第68号】
平成29年度七尾市一般会計補正予算(第3号)
施設管理費について
質問
コミュニティセンター費で、矢田郷コミュニティセンターの業務量が増えることに伴う臨時職員の配置となっているが、七尾サンライフプラザ内の部屋の貸館業務が増えてくるからだということだが、他のセンターも仕事量が多く大変だという話を聞くが、その辺の考えはどうなのか。
回答
矢田郷コミュニティセンターの職員については、コミュニティセンターの面積と所管する部屋が多く、貸館業務があり純粋に仕事量が増えることだけではなく、コミュニティセンターの仕事もしながら、横の繋がりももって業務を行う。
質問
増員することで、新たな財源確保はどれだけ見込んでいるのか。
回答
矢田郷公民館が主となって借りると思うが、公民館活動で使用することで使用料の減免になったりもするので、収入は若干減ってくるのではないかと思っている。
【議案第68号】
平成29年度七尾市一般会計補正予算(第3号)
働き方改革について
質問
市職員の働き方改革だが、外部コンサルタントによる業務の見直しとあるが、数字的な目標数値、改善数値はあるのか。
回答
時間外勤務と年休の取得状況で目標を掲げる。平成28年度は平成27年度に比べ、年休取得が減り時間外勤務が増えている状況であり、その部分について取り組む。目標については、時間外勤務は月5.午前5時間、年休取得は10日間を目標とする。
質問
勤務間インターバル規制(午前0時間につき連続して午前11時間の休息時間を設けること)については、どのような方向でもっていくのか。
回答
外部コンサルタントに現状を把握してもらい、どこがどうダメなのか指摘してもらいながら、改善に向けてチームを組んで取り組んでいく。
【議案第74号】
平成29年度七尾市一般会計補正予算(第4号)
災害復旧費について
質問
今回の災害復旧費の事業費5,800万円に対して、国庫支出金が少ないと思うのだが、補助率が低いからなのか。
回答
今回の事業費5,800万円のうち、補助事業費が2,000万円であり、残りの3,800万円については応急での対応や小さな復旧事業であり、国庫支出金の対象とはならないものである。
写真キャプション 豪雨による被害状況
委員会付託
分科会分担
教育民生常任委員会に付託を受けた議案および予算常任委員会教育民生分科会に分担された議案について審査した結果、主に下記内容が議論されました。
委員長/永崎陽
副委員長/伊藤厚子
委員/山添和良、大林吉正、中西庸介、木下孝輝
写真キャプション 放課後児童クラブを利用する児童たち
【議案第68号】
平成29年度七尾市一般会計補正予算(第3号)
放課後児童クラブ事業費について
質問
放課後児童クラブ利用者の助成対象を、第3子から第2子へ支援拡充するとのことだが、この支援拡充はこれからではなく、4月1日から対象となるのか。
回答
平成29年4月1日からの対象者に対して適応させる。
質問
対象となる子どもたちは何人いるのか。
回答
対象予定は年間延べ約300人。月当たり25名程度と考えている。
質問
放課後児童クラブに認定されていない保育園もあるが、認定クラブとして取扱いできないのか。
回答
これまで地区ごとに15クラブで進めてきている。
質問
認定されていない放課後児童クラブも認定できるように検討できないのか。
回答
今後、市が運営するもの、そうでないもの、それぞれの実態調査をしていきたいと考えている。
【議案第69号】
平成29年度七尾市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号)について
保険料還付金について
質問
保険料の均等割りの軽減判定に誤りがあったとのことだが、何を誤ったのか。
回答
これは医療制度を運用している石川県後期高齢者医療広域連合の電算処理システムに設定誤りがあって発生したものである。中身については、青色申告で繰越損失が反映されていなかったもので、当該年度の所得がマイナスとなり、繰り越し損失があった場合に所得税判定では反映させないのだが、後期高齢者医療保険では反映させるということになっている。この繰越損失判定についての設定誤りにより、反映されていなかったものである。この誤りは、後期高齢者医療制度が開始された当初、平成20年度からのものであり、平成28年度に判明したことから、平成20年度から平成28年度分を還付する。
【その他】
朝日小学校について
質問
問朝日小学校の通学路について、議会の一般質問でもさせてもらったが、地元との協議が進んでいないように思うが、状況はどうなのか。
回答
まだ、朝日小学校として動き始めていないため、徳田、高階の小学校からそれぞれ危険個所の洗い出しをしてもらっている。そのなかにPTAや地域の方の意見を取り取り入れて教育委員会に報告をしてもらい、通学路安全推進会議でどのような整備がいいのか、どこに横断歩道を設置すればいいのかなど、協議をしていく。今後慎重に検討を重ね、より安全な通学の形を作っていく。
質問
朝日小学校の通学について、スクールバス通学は高階地区だけを考えているのか。
回答
朝日小学校になることによって、現在の徳田小学校では近かった児童が遠くなる場合、また近くなる場合といろいろあるが、国分町の一部と千野町の一部が小学校の遠距離通学基準4kmを超える可能性が出てくる。ただし、国分町ではすでに小丸山小学校へ通学している児童もおり、それ以外のところも統合協議会の中で小学校区の見直しを検討するということも入っているので、そのようなことも考えていきたい。
写真キャプション 平成30年度から朝日小学校になる旧朝日中学校
委員会付託
分科会分担
産業建設常任委員会に付託を受けた議案および予算常任委員会産業建設分科会に分担された議案について審査した結果、主に下記内容が議論されました。
委員長/木下敬夫
副委員長/久保吉彦
委員/佐藤喜典、杉木勉、高僧弘、今田勇雄、杉本忠一
写真キャプション 整備されたパークゴルフ&マレットゴルフ場(七尾フラワーパーク)
【議案第68号】
平成29年度七尾市一般会計補正予算(第3号)
かき殻海中集積場について
質問
かき殻海中集積場の原状復旧はどの程度まで行うのか。
回答
斜杭式矢板壁を水中の根元でカットすることで、県と協議を進めている。かき殻の撤去については、調査測量等で確認していく。概ね1メートル平均と考えている。
【議案第68号】
平成29年度七尾市一般会計補正予算(第3号)
豪雨被害について
質問
農林施設災害復旧について、万行の材木池のその後の状況は。
回答
現状については、水位を下げて管理している。漏水等もあったが、その部分は水位を下げた時点で止まっている。地元で適宜にパトロールを行い、安全管理に努めている。
【議案第68号】
平成29年度七尾市一般会計補正予算(第3号)
公営住宅について
質問
旧市営桜林住宅敷地内に埋没している栗石等撤去費用について、なぜ、栗石を撤去する必要があるのか。また、処分しないで再利用できないか。
回答
現場の土が粘土質で、栗石だけをより分けることができないことから処分する。また、後々のことを考えると、土地を売るときに栗石がない方がいいとのことで、撤去することにした。
【報告第25号】
法人の経営状況の報告について
株式会社七尾フラワーパークについて
質問
パークゴルフ&マレットゴルフ場の整備により来場者が増加しているようだが、各大会の主催者が七尾フラワーパーク販売品を賞品等に利用するなどしていると聞く。利用者から喜ばれ、利用者が増えるよう指導してほしい。
回答
和倉温泉との連携、アスロンとの連携などにも取り組んでおり、今後も指導していきたい。
質問
営業方針の中で、施設の老朽化が進んできているということだが、どの程度のものなのか。
回答
大規模な修繕が必要となるのは、蘭遊館のボイラーが更新の必要な時期にきている。今後、軽微な修繕は行いながら、魅力アップにつなげていきたい。なお、長期的な修繕計画についても、検討していきたい。
【報告第26号】
法人の経営状況の報告について
株式会社香島津について
質問
能登食祭市場の将来的なこととして、現在の駐車場が狭いため、今後広げる計画はあるのか。また、地元の客が少ないことへの対応についてはどう考えているのか。
回答
駐車場について、駐在所横の利活用等もお願いしている。また、矢田新埠頭エリアの整備事業が動いており、その区間をウッドデッキでつなぐこともお願いしているところ。地元集客対応については、イベント事業をホールにおいて周年開催していくことなど検討している。
質問
事業としては順調に伸びていることは良いことだ。だが、儲かっているときは問題ないが、儲からなくなって市へ負担がかかるようなことはないようにしてほしい。七尾市からも役員が出ていることもあり、しっかりと指導管理をしていただきたい。
回答
能登食祭市場には、行政的な機能として、海のオアシスや道の駅、防災拠点施設などの機能も有しているため、その辺も踏まえて、しっかりと経営感覚を持ちながら、指導管理していきたい。
写真キャプション 株式会社香島津が経営する能登食祭市場
祭り会館について
七尾ならではの施設となるように!
佐藤 喜典 議員(無会派)
和倉温泉観光会館を祭り会館にリニューアルするために、青柏祭、能登島向田の火祭、石崎奉燈祭、お熊甲祭など多くの祭りがあるなかで、絞って展示する考えはあるか。また、どのような施設の構想をもっているのか。そして、リニューアルの祭り会館、中島の祭り会館、建設予定の歴史博物館の3館を回る共通券を発行する考えはあるか。
不嶋市長
一つに絞った展示ではなく、市の四大祭りを展示し、四季折々の魅力ある祭り文化を国内外に情報発信をしていきたい。現在、整備検討委員会では、本物の祭礼を見に来ていただく動機づけができる工夫を凝らした施設になるよう検討を進めており、実物の展示や体験・臨場感をテーマにしっかりと構想を練っていきたい。祭り関係者からも祭りの道具や展示用のデータなどを掘り起こしているところで、七尾ならではの魅力ある施設になるように、11月末までに基本構想を立てて示したいと思っている。中島の祭り会館と和倉温泉の祭り会館での共通券は、あまり相乗効果が期待できないが、新たに花嫁のれん館と連携して、和倉温泉と周遊観光に繋がるような共通観覧券であれば発行することも可能だと思うため、今後前向きに検討していきたい。
【その他の質問項目】
地域おこし協力隊
写真キャプション 和倉温泉観光会館
七尾市の人口推計について
自分たちの地域を守るために地域自ら真剣に考えるべき!
杉木 勉 議員(灘会)
合併して13年の間に人口が9,500人減り、今後13年後の2030年には11,000人がまた減るという推計が出ている。地域や町会、地域づくり協議会などに対しこの推計を示して、地域ごとでも自分たちの地域を守っていくためにはどうすればいいのか真剣に考えてもらうべき。地域自らが考える機会を持って、今後町会として存続できるのか、行事や祭礼など維持できるのか、そういうことも含めて考えていくべきと思うが、市長の見解はどうか。
不嶋市長
公民館単位で地区別の人口推計は策定しており、資料も渡すことができることになっているが、あまり活用されていない。地区別の人口推計は、あくまで一つの目安として策定しており、要望があればしっかりと提供もしていきたいが、大変厳しい現実も示されることになり、がっかりする地区もあるかもしれないが、しっかりと活用してもらいたい。データ的に子育て世代、地域の担い手状況、高齢者人口など、それぞれの地区や地域づくり協議会などの現状を把握することができ、今後各地域づくり協議会が自助共助の観点からも自ら課題を深掘りし、できることから取り組む、地域の将来像を考えていく、そういうきっかけになればと思っている。
【その他の質問項目】
災害学習センターの設置
写真キャプション 七尾市内の全景
買い物弱者について
住民を支える地域とその地域を支える行政に!
山添 和良 議員(無会派)
これまでの買い物弱者対策はどのような成果を上げているのか。また、七尾市のNPO法人の買い物支援事業は利用率が高く、要望も多いが採算が取れないと聞いている。この事業に対し、行政が支援するのも対策の一つと思うが見解はどうか。群馬県高崎市の例で、タクシーを利用した買い物支援事業があり、町会に支援する形で、定期的に高齢者の買い物支援をする町会に対し、タクシーチケットを交付するものであるが、七尾市でもこういう対策は考えていないのか。
津田健康福祉部長
当市では、平成23年度に移動販売車の導入支援を行い、JA能登わかばが高齢化率の高い地域を巡回する移動販売事業を実施し、一定の成果を上げている。現在、移動販売事業の参入が増えており、状況を見守っていきたい。また、行政の事業支援については、地域包括ケアシステムの生活支援の一事例として地域づくり協議会に紹介し、介護保険の総合事業あるいは地域づくり基金での事業支援も含めて考えていく。群馬県高崎市の事業についても町会が主体となっている事業支援の取り組みであり、これも地域づくり協議会などに先進事例として紹介していきたい。
【その他の質問項目】
生活困窮者自立支援
障害者の雇用
平和写真パネル展
部活動支援員採用
写真キャプション 市内のタクシー
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地域づくり協議会について
地域づくり協議会が自らの力と機能で立ち向かっていく組織に!
桂 撤男 議員(灘会)
合併して13年経過し、特に今は新しい仕組みとしてコミュニティの必要性を強く感じているところで、地域づくり協議会が自らの力と機能で、この変貌する社会に対応していくためにも、どのような組織でどのような姿であるべきか。
不嶋市長
市では交付金などを準備して、地域づくり協議会への取り組みを支援しており、各部会の連携を密にして地域の実情などを踏まえた事業を主体的に進めていただくことを期待している。今後は協議会が自立性を高める法人化や組織の指定管理者となって拠点施設を責任もって管理・運営することに進化・発展していくのではないかと思っている。しかし、まだ各部会において、熟度の差がある段階だと思っている。今後、一つ一つステップアップし活動を検証していく中で、市役所のように一元化した組織にまで進化していくことを期待している。当分は、各部会が競争しあいながら取り組みを進めていくことが大事で、その取り組みの中で組織体制の一元化の方向性もおのずと見えてくるのではないかと思っている。地域づくり協議会は、地域を経営する重要な役割を担う団体であり、地域でトータルに共助の部分をしっかりと担う拠点的存在になることを願っている。
写真キャプション 能登島地域づくり協議会の新聞
ゲリラ豪雨対策について
ゲリラ豪雨の被害最少化を前進させよ!
山崎 智之 議員(無会派)
不嶋市長
【その他の質問項目】
子育てバリアフリー
七尾博物館
ローカルベンチャー推進事業
写真キャプション 豪雨による冠水:矢田新町地内
能登立国1300年に向けて
全国発信するためのロゴマークやキャッチフレーズを!
荒川 一義 議員(礎)
七尾博物館は、能登の玄関口にふさわしいものにしたいとの思いだが、正式名称、入場料についてどう考えているか。また、ロゴマークは、博物館の顔となり重要なポジションを占め、キャッチフレーズも人の心を惹きつけ、市内外にアピールし印象付けるための重要な言葉である。ロゴマークとキャッチフレーズについて、どう考えているのか。
不嶋市長
七尾博物館は、世界農業遺産に認定された能登の里山里海をコンセプトに、広く来訪者に能登全体をガイダンスできるような施設と考えており、名称については、例えば、能登里山里海ミュージアムというものも一つではないかと思う。入場料については、県の施設部分は無料で自由に出入りできる交流施設になるということで、市が担う施設においても、県の施設と一体的な利用をし、施設の役割を最大限に果たしていくためにも、市の施設に収入のノルマをかけるのはいかがなものかと思っている。その辺りは、今後しっかりと意見をいただきながら検討していく。また、ロゴマークやキャッチフレーズについては、全国発信するために重要なツールであり、世界農業遺産「能登の里山里海」を強くイメージできることが必要であり、今後は広く広報等で募集し、PRしていきたい。
【その他の質問項目】
ふるさと納税の拡充策
ローカルベンチャー推進事業
写真キャプション 能登歴史公園
通学状況等について
安全性と利便性のある生徒の通学を!
永崎 陽 議員(灘会)
高教育長
【その他の質問項目】
防災対策
交通弱者
鳥獣被害対策(イノシシ)業
写真キャプション 七尾中学校
健康ポイント事業について
生活習慣病予防と健康増進につながる事業の取り組みを!
伊藤 厚子 議員(無会派)
健康ポイント事業とは、歩いた分だけポイントが貯まり、景品と交換できたり国際貢献につながる制度で、生活習慣病を予防して参加者にできるだけ健康な体を維持してもらうのが狙いの事業である。高齢化が進む七尾市においても健康ポイント事業に取り組み、市民の生活習慣病の予防と健康増進につなげて、医療費の削減効果を出してほしいが、どうか。
津田健康福祉部長
健康ポイント事業は、歩数や健康づくりの実践、成果に応じたポイントを付与することで生活習慣病の予防に役立ち、継続的な健康づくり活動を促すことを目的にしている。基本的な考え方は、ガイドラインで『健康づくりは、国民一人一人が自らの健康は自らが作るという意識を持ち、それぞれが年齢や健康状態に応じて最初の一歩を踏み出すことが重要である』と示されている。七尾市でも、その考え方に沿った市の健康増進計画に基づき、取り組みを進めており、地域でウォーキングなど市民に健康づくり事業に参加いただいている。健康ポイント事業の導入については、対象となる具体的な取り組み内容やポイント管理方法など、長期的に実現可能かどうか含めて見極めていきたい。
【その他の質問項目】
学校教育の環境整備
放課後児童クラブ
ゲリラ豪雨対策
ヘルプマーク
写真キャプション ウォーキングする市民
合宿誘致の今後の展開について
もう一歩踏み込んだ合宿等誘致活動を!
高橋 正浩 議員(礎)
不嶋市長
【その他の質問項目】
地域防災計画と防災対策
産業振興プラン
ローカルベンチャーの推進
写真キャプション 和倉温泉運動公園テニスコート
子育て支援について
より子育てしやすい環境の整備を!
礒貝 和典 議員(無会派)
津田健康福祉部長
浦辺教育部長
【その他の質問項目】
国民健康保険
学校施設整備
介護支援
空き家対策
障害者雇用
写真キャプション 子育て支援課の窓口
豪雨災害に対する対策について
防災意識を高めて迅速な対応を!
木下 敬夫 議員(礎)
6月30日から7月4日の集中豪雨と8月25日の集中豪雨によって、川の氾濫、ため池の決壊などのおそれがあるなか、迅速で適切な対応をしていた。その折、土砂災害警戒情報が発令して、避難準備警報を出して避難の呼びかけをしたが、市民の対応状況はどうだったか。また、避難指示に従う避難者の確立をあげるには、どのようなことが必要か。
7月1日に土砂災害警戒情報の発表や熊木川、二宮川、崎山川流域で氾濫危険水位に到達および万行町の材木池の決壊のおそれがあることから、全体で8,018世帯の20,678人に対し、避難準備・高齢者等避難開始および避難勧告を発令し、13カ所の避難所を開設した内の5カ所で45人が避難した。7月4日は、熊木川流域における氾濫危険水位の到達により1,152世帯の3,222人に対し、避難準備・高齢者等避難開始および避難勧告を発令し、3カ所の避難所を開設した内の2カ所で187人が避難した。まだまだ避難することに対して、市民の防災意識が低いため、引き続き周知し、地域づくり協議会などと連携して防災意識を高めていきたい。自分の命は自分で守ることが大事で、避難勧告等が出たら避難所へ速やかに避難することを繰り返し周知していく。
【その他の質問項目】
B&G海洋センターの利用促進
七尾市の人口推移
写真キャプション 豪雨により氾濫寸前の熊木川
みんなで徹底しよう三ない運動
贈らない!
求めない!
受け取らない!
これらのものも、政治家の寄附禁止の対象となります。
総務省なるほど!選挙「寄附の禁止」
総務省 寄附の禁止 検索
(公財)明るい選挙推進協会
明るい選挙推進協会 三ない運動 検索
委員会付託
決算審査特別委員会に付託を受けた議案について審査した結果、主に下記内容が議論されました。
委員長/大林吉正
副委員長/山添和良
委員/高橋正浩、桂撤男、杉本忠一
【議案第62号】
平成28年度七尾市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について
子ども医療費扶助費について
質問
子ども医療費扶助費支給状況で、最近の傾向として総支給額は増えてきているのか、減ってきているのか、あまり変わらないのか。
回答
子ども医療費の支給実績についての傾向だが、平成28年度については8,370万円余り、平成27年度については8,590万円ほど、平成26年度については8,170万円ほどといったことで、平成27年度は前年より増えて、平成28年度は若干下がっているような状況である。
質問
窓口無料化については、議会質問も出ていると思うが、所得制限はあるものの、県の支出金が2分の1ある。この県の支出金が増えたり減ったりする条件の中に、窓口での無料化が「できる」「できない」というものがあるのか。
回答
県の補助については、入院については就学前まで、通院については3歳児までが対象となっているが、そのような条件はない。
質問
実際に無料化した場合、試算はどうなるのか。
回答
子ども医療費の助成については、平成28年度決算で、子ども医療費扶助費支給額約8,300万円に加え、ひとり親の助成もあるため、約1億円の助成となっている。この助成を窓口無料化にした場合は、約7,000万円増えて約1億7,000万円が経常的に掛ってくることになると試算している。
【議案第62号】
平成28年度七尾市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について
老朽危険空き家等解消支援事業費について
質問
老朽危険空き家の判断はどのようにしているのか。
回答
国から建物の老朽のガイドラインが示されており、市の担当者や建築士の資格を持ったものが調査して判断する。町会長からの申請されるものや市の担当者が巡回して調査したもの以外にも危険な建物があると思う。そのような建物があった場合、市の方へ連絡していただければ調査を行うので、相談していただきたい。
【議案第62号】
平成28年度七尾市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について
国民健康保険税について
質問
国民健康保険税が都道府県化されたときに保険料が上下する市町があると聞くのだが、七尾市はどうなのか。
回答
平成30年度からの保険税については、まだ決まっていない。
質問
七尾市の保険税の平均額が、県内で1番高いとも言われているのだがどうなのか。
回答
1番ではない。1人当たりの額は県内で6番目、世帯当たりでは9番目である。ただし、あるモデル世帯で試算した資料で、夫婦ともに40代で子ども2人の4人世帯で、夫の個人所得が200万円、固定資産税5万円の世帯で試算した場合には、確かに1番になる。しかし、国保の加入状況では、世帯数が約8千世帯、被保険者が1万3千人、平均すると1.625人になり、4人世帯では全体の2.6%になる。このようなことで、県内で1番高いとは判断できないと思っている。
議案名
議案第68号
平成29年度七尾市一般会計補正予算(第3号) 可決
議案第69号
平成29年度七尾市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号) 可決
議案第70号
平成29年度七尾市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号) 可決
議案第71号
七尾市職員退職手当条例の一部を改正する条例について 可決
議案第72号
七尾市保育園等保育料徴収条例の一部を改正する条例について 可決
議案第73号
町及び字の区域の変更について 可決
議案第74号
平成29年度七尾市一般会計補正予算(第4号) 可決
継続議案第62号
平成28年度七尾市一般j会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について 可決
継続議案第63号
平成28年度七尾市水道事業会計決算の認定について 可決
継続議案第64号
平成28年度七尾市病院事業会計決算の認定について 可決
継続議案第65号
平成28年度七尾市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について 可決
継続議案第66号
平成28年度七尾市病院事業会計未処分李家記剰余金の処分について 可決
賛成多数の議案中、反対議員は次の通り
議案第62号(礒貝和典議員)
高僧議長は、採決には加わりません。
今議会において、提案された議会議案の結果は下記の通りです。
議案名
議会議案第14号
地方財政の充実・強化を求める意見書 可決
議会議案第15号
道路整備に係る補助率等の嵩上げ措置の継続を求める意見書 可決
議会議案第16号
森林環境税(仮称)の早期創設及び林業の成長産業化と森林の適切な管理の推進を求める意見書 可決
議会議案第17号
食品衛生管理の国際標準化を求める意見書 可決
議会議案第18号
小中学校におけるプログラミング必修化に対して支援を求める意見書 可決
議会議案第19号
七尾市議会委員会条例の一部を改正する条例について 可決
なお、可決された意見書は関係機関へ提出しました。
賛成多数の議案中、反対議員は次の通り
議会議案第16号、第18号(礒貝和典議員)
高僧議長は、採決には加わりません。
今議会において、審議された請願は下記の通りです。
議案名
請願第1号
県内で一番高い七尾市の国民健康保険税の引き下げを求める請願 不採択
請願第2号
子どもの医療費を18歳(高校卒業)まで窓口無料にすることを求める請願 不採択
両請願とも、礒貝議員以外の議員は反対
高僧議長は、採決には加わりません。
今議会において、審議された同意案は下記の通りです。
議案名
同意案第23号
西岸財産区管理委員の選任について
瀬戸善四郎氏 可決
高僧議長は、採決には加わりません。
平成29年第2回臨時会が7月31日(月曜日)の1日間の会期で行われ、平成29年度七尾市一般会計補正予算(第2号)の議案1件が市長より提出され、審査の結果、議案は可決されました。
議案第61号
平成29年度七尾市一般会計補正予算(第2号)
パトリア市民施設整備事業費…4億3,200万円
パトリア内3階に行政施設移転に伴う改修事業費
河川等災害復旧事業費…3,060万円
6月30日~7月4日の豪雨による河川等災害応急対策費 など
写真キャプション パトリア
平成29年第3回臨時会が8月22日(火曜日)の1日間の会期で行われ、「平成28年度七尾市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について」など議案6件が市長より提出され、審査の結果、議案第62号から議案第66号は継続審査となり、議案第67号は全会一致で可決されました。
議案第67号
財産の取得について
和倉温泉多目的グラウンドのロングパイル人工芝
写真キャプション 和倉温泉多目的グラウンド
写真キャプション 議員20名、不嶋市長、岡野副市長、高教育長、議会事務局職員
平成29年9月5日(火曜日)、石川邦彦議員がご逝去されました。
議長、副議長、民生常任委員長などを歴任され、市政発展のために多大な貢献をされました。
謹んで哀悼の意を表し、ご冥福をお祈り申し上げます。
石川 邦彦 議員(77歳)
期別:4期(通算6期)
平成29年10月31日で任期満了を迎えた七尾市議会議員の選挙が10月22日(日曜日)に行われ、18人の議員が選出されました。議員定数が22人から18人となり、議会組織も変更になります。
【主な変更点】
その他、各特別委員会はそれぞれ5~6人になる予定。
新組織のメンバーついては、次回の議会だよりでお知らせいたします。
8月
17日石川県市議会議長会定期総会(能美市)
22日平成29年第3回市議会臨時会
22日平成29年第2回石川北部アール・ディ・エフ
広域処理組合議会定例会(志賀町)
24日予算常任委員会協議会
24日清流会総会
25日決算審査特別委員会(28日、29日)
28日議会運営委員会
31日平成29年第3回市議会定例会(~9月15日)
10月
15日七尾市議会議員選挙告示日
22日七尾市議会議員選挙投開票日
31日第4期七尾市議会議員任期満了
議会だよりへの、市民の皆さんの率直なご意見・ご感想をお寄せください。なお、議会の会議録については、七尾市役所情報公開コーナー、中央図書館、田鶴浜図書館、中島図書館、能登島地区コミュニティセンターに備えてあるほか、市のホームページでも閲覧できるようになっていますので、ご覧ください。
七尾市議会事務局
TEL.0767-53-8433
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発行日/平成29年8月4日発行
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