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七尾市議会だより2018年5月54号
目次
2ページ
定例会の概要
3から5ページ
各委員会・分科会の審査結果
6から10ページ
一般質問(13名)
10ページ
予算常任委員会の審査結果
11ページ
採決結果一覧(3月定例会)
12ページ
議会の動きなど
能登国分寺跡
能登に国分寺建立の詔が出てから、およそ100年後の承和10年(西暦843年)にそれまであった大興寺という寺を格上げして能登国分寺になった。能登国分寺ができる以前、奈良時代の養老2年(西暦718年)に、当時の越前の国から羽咋、能登、鳳至、珠洲の4郡を分けて、能登国が立国した。今年は立国してから1300年という大きな節目の年にあたる。七尾市をはじめ能登の各市町において、今年は能登立国1300年を記念した様々な事業が行われる予定。七尾市では、目玉事業として、のと里山里海ミュージアムが本年の10月に開館する。
http://www.city.nanao.lg.jp/
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平成30年第1回七尾市議会定例会は、2月27日火曜日から3月23日金曜日までの25日間の会期で行われました。今定例会において、代表質問および一般質問として13名の議員が市政一般について質問を行いました。
議案等については、平成30年度七尾市一般会計予算をはじめとする予算議案や条例案など議案53件、報告1件が市長より提出され、審査の結果、全ての議案・報告は可決・承認されました。また、意見書提出による議会議案3件についても可決されました。
なお、最終日には追加議案10件が提出され、全て可決されました。
平成30年度当初予算の主な概要
詳しい概要は「七尾ごころ」広報4月号をご覧ください。
総務企画
分科会(予算常任委員会)
常任委員会
委員長/中西庸介
副委員長/森憲一
委員/礒貝和典、久保吉彦、杉木勉、杉本忠一
委員会付託
分科会分担
総務企画常任委員会に付託を受けた議案および予算
常任委員会総務企画分科会に分担された議案について審査した結果、主に下記内容が議論されました。
【議案第1号】
平成30年度七尾市一般会計予算
地域おこし協力隊活動事業費について
質問
地域おこし協力隊の配置基準について、どのような基準があるのか。今は4地区に配置されているが、地区で要望するときは条件とかあるのか。
回答
協力してくれる、受け入れてくれるという地域の意思表示がまずは条件となる。あとは具体的にどのような取り組みをするのかがはっきりしていないと募集するのは難しい。
質問
地域おこし協力隊の実績報告は毎年あがっているのか。
回答
毎月1回、定期的に報告を受けており、最大3年の任期ということで3年間報告を受ける。そのなかで、能登島地区に配置されている方が、満期を迎え、そのまま能登島に定住するということになった。地域で創業して住民となる、そして地域おこしの協力をするといったことで、この方が実績として地域に根付いたことになり、七尾市では初めてとなる。
質問
これまでは、あまりいい報告がなく、3年間で何を貢献していったのか分からないものもあった。1年に1度はどういった活動をしたのか報告をしてもらいたい。
回答
1年間の活動をまとめたものを今後は報告させてもらう。
【議案第1号】
平成30年度七尾市一般会計予算
海岸漂着物地域対策推進事業費について
質問
最近、木造の難破船・不審船が日本海に漂着している。県が管理しているのが2箇所、七尾市が管理しているのが1箇所となっているが、それ以外の箇所で不審船が漂着した場合はどうするのか。
回答
今年度は能登半島の外浦の方で多く不審船の漂着があった。現段階ではこのような予算措置だが、石川県の方で予算計上とは別に予算立てて対応しているという事例があるので、そのような事例があった場合は、石川県と協議して対応したい。
【議案第1号】
平成30年度七尾市一般会計予算
ごみ処理施設整備事業費について
質問
新しく建設するごみ処理施設の実施設計のスケジュールはどうなっているのか。
回答
廃棄物の建物は件数が少ないこともあり、実施設計と工事を一括して契約する。また20年間分の運営部分も含めた委託について検討している。基本設計は今後2年間で行い、その基本設計に基づいて、プラントメーカーにいろいろ提案してもらって設計工事してもらう予定。
質問
どのような仕様で、どのような人が評価するのか。
回答
市である程度の水準を満たすものを仕様にする。その基準を満たした企業に、さらに技術提案をしてもらって審査をしていく。落札の評価については、総合評価落札方式を取り入れて行う予定。廃棄物施設という特殊な施設ということもあるので、その分野に精通した学識のある先生を入れて調整をしていく予定である。
【その他】
金沢市役所で起きた傷害事件について
質問
先日、金沢市役所で大変な傷害事件が起きた。市役所は市民が大いに利用するところであり、こういう事件が七尾市役所においても起こらないとも限らないので、七尾市役所としての今後の対応について、どのように考えているのか。
回答
金沢市役所において、本当に痛ましい事件が起きて驚いている。どこにでも発生する恐れのある事案だと思う。七尾市役所においては、庁舎の管理規定を設けており、そのなかで庁舎内での秩序を乱す場合は退去命令を行うことができるとしており、それにも従わない場合は警察への通報ということになっている。これまで、七尾市役所でも行政への不満等で秩序を乱す場面もあったが、幸い傷害事件にまでは至っていない。今後はどういうことが起きるか分からないので、各部署において、刺股などの護身用道具の設置について調査をしているところで、必要なところには配備したいと考えている。職員はもとより、市民が出入りする場所であるので、安全対策について今後しっかりと対応していく。
教育民生
分科会(予算常任委員会)
常任委員会
委員長/伊藤厚子
副委員長/山添和良
委員/西川英伸、山崎智之、荒川一義、桂撤男
委員会付託
分科会分担
教育民生常任委員会に付託を受けた議案および予算常任委員会教育民生分科会に分担された議案について審査した結果、主に下記内容が議論されました。
【議案第1号】
平成30年度七尾市一般会計予算
生活困窮者自立支援事業費について
質問
生活困窮者自立支援事業費が昨年比400万円弱の減額であるが、その要因は何なのか。対象者を何人と見込んでの減額となっているのか。
回答
事業として、学習教室として行うものと家庭訪問とがあり、今まで家庭訪問の実績がないため、来年度は縮小した。時間的には家庭訪問の百時間を減らした。今年は教室形式で20名ほど支援をした。また、サポートセンターななおの委託料に関して、国庫支出金が入っており、国庫補助基準額が人口規模を基準にして交付されるため、一ランク下がることに伴い、委託料について330万円ほど減額となっている。相談員も今年は2.5人分をお願いしていたが、相談件数が減っているため来年度は2人でお願いする。
【議案第1号】
平成30年度七尾市一般会計予算
教職員多忙化改善推進事業費について
質問
他の市町では、すでに独自の部活動の指導方針を示しているところがあるが、七尾市も早急に独自の方針を示すべきだと思うが、どのように考えているのか。
回答
県の教育委員会が示した方針に従いながら、七尾市独自の方針を示していきたい。3月末に行われる定例教育委員会である程度の方針が決まる予定である。
質問
2名分の部活動指導員の予算もついているので、その辺の方針を早くしなければならない。これは教職員の多忙化の問題ではあるが、子どもたちを中心に考えてもらいたい。週休2日での部活動であれば、休みの日に地域のスポーツクラブで練習を行うとか、教職員が休みのときには部活動指導員に指導してもらうとか、子どもたちがスポーツを続けられるような体制づくりの考えはないのか。
回答
県の教育委員会から方針が示されたばかりで、方針が出る前に先行して行っている県内の教育委員会では、再度すり合わせを行って調整を図っている状況。七尾市教育委員会においては、今年度は2名の指導員を配置し、どういった形が教職員の働き方改革に寄与できるのか調査をしながら、来年度以降しっかりと対応していく。
【議案第1号】
平成30年度七尾市一般会計予算
高齢者いきいき入浴補助事業費について
質問
この事業を行うのはとてもいいことだが、70歳以上が対象という根拠は何か。また、200円×12枚綴りの根拠も何か。
回答
県内で同様の事業を行っているところもあり、参考にしながら定めた。65歳以上が高齢者であるといった線引きがあるかもしれないが、実際は65歳の方々はまだまだ元気な方が多いということもあり、70歳以上とした。200円の入浴券については、一般的に公衆浴場の料金が440円であり、概ね約半分として200円にした。
質問
この入浴券を悪用することも考えられるが、チェック体制はどうなのか。
回答
チェックには限界があると感じているが、施設側と打ち合わせしながら、不正防止を図っていき、不正がないようなものにしていきたい。
【議案第54号】
平成29年度七尾市一般会計補正予算(第10号)
保育士確保対策事業費について
質問
保育士確保対策事業費の減額について、30名の予定が7名だったということで、事業費が有効に機能しなかったことの理由はどのように考えているのか。
回答
30名の予定ではあるが、平成30年3月卒業見込みで15名、平成31年3月卒業見込みで15名の公募となっていて、そのうち平成31年3月卒業見込みの15名に対し7名の応募となっており、効果は上がっているものと考える。
質問
効果が上がっている具体的な根拠は何か。
回答
市内の高校に出向き、保育士養成の学校に進学している生徒に対して、学校の方から制度のお知らせをしている。15名に対して7名で予算的には少ないが、一定の効果はあったと考えている。
質問
この制度を利用した保育士は、市内の保育園に勤める義務は課せられるのか。
回答
保育士の資格と取得して、七尾市内の私立保育園に勤務して、5年間継続して勤務すれば貸付金は免除するということになっている。
産業建設
分科会(予算常任委員会)
常任委員会
委員長/木下敬夫
副委員長/徳田正則
委員/佐藤喜典、垣内武司、永崎陽、今田勇雄
委員会付託
分科会分担
産業建設常任委員会に付託を受けた議案および予算常任委員会産業建設分科会に分担された議案について審査した結果、主に下記内容が議論されました。
【議案第1号】
平成30年度七尾市一般会計予算
能登立国1300年記念事業負担金について
質問
能登立国1300年記念事業の負担金について、全体予算が2,000万円のうち県が半分、能登の自治体で残り半分を負担しているが、七尾市の負担分375万円の根拠は何か。
回答
負担割合は、能登半島広域観光協会や石川県観光連盟に構成団体が納める基準で算出したものである。
質問
能登の4市5町のうち七尾市の比率はどれだけか。
回答
37.6%で、過去の負担実例によるのであり、現在、能登ふるさと博などでもこれに準じて進められている。
【議案第1号】
平成30年度七尾市一般会計予算
地域栽培漁業推進事業費について
質問
かき殻海中集積場の原状復旧にかかる経費について、土砂混じりの分別にかかる経費はいくらなのか。また、どのように分別をするのか。
回答
平成30年度の経費については2,927万9千円である。分別方法については、事前に粗洗いをした後に、分別機械による方法を考えている。
質問
養殖場ということもあり、汚水による汚染が懸念されるが、対策は万全なのか。
回答
養殖場であることを考慮して、現在、矢板で囲われている中で収まるように考えている。実施にあたっては十分注意して対応していく。
【議案第1号】
平成30年度七尾市一般会計予算
七尾市観光ボランティアガイド事業費について
質問
七尾市観光ボランティアガイド事業で、観光七尾に力を入れていくには、ボランティアガイドの育成あるいは支援体制をしっかりとすべき。七尾市観光ボランティアガイド「はろうななお」は現在、何人が活動しているのか。市は積極的な活動支援や育成を図るべきであり、この事業費の82万7千円は適当なのか。
回答
七尾市観光ボランティアガイド「はろうななお」の活動人員は現在24名である。今年度は、北陸地区のボランティアガイドの研修があり、そういうところに出向いて研修も行った。事業費の内訳として、約50万円は「はろうななお」の運営事業及び研修費であり、30万円は城山ガイドにかかる経費である。
質問
ボランティアガイドの高齢化の問題も指摘されているが、七尾検定などを通して人材育成を積極的に図っていくことは、これからの七尾の魅力創出をするための一つの大きな取り組みになる事業なので、市はしっかりと議論してほしい。
回答
引き続き、関係団体と連携をして、ななお・なかのとDMOも立ち上がっているので、新たな観光誘客に繋がるよう進めていきたい。
【議案第1号】
平成30年度七尾市一般会計予算
市道の除草について
質問
市道の除草は年何回くらい実施しているのか。また町会から、法面の防草シートでの被覆の要請があれば対応できるか。
回答
市道の除草は幹線道路を中心に年に2回程度実施している。防草シートに関しては、シートの隙間から草が生えてくるので初期投資の費用がかかることから、一度に整備するのは難しい。
質問
県道などでは、法面をコンクリート舗装している。経費を考えると、初期投資は掛かるが法面を舗装すると将来的に経費が低く抑えられるので、市道にも法面舗装はできないか。
回答
市道での法面舗装の実績はないが、県道や国道はでは法面舗装をしており、市道でも検討したい。
七尾市議会の採決結果や詳しい答弁内容はホームページにて公開しています。
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記録的な寒波、例年を超える大雪への対応
漏水した家庭の負担軽減を図れないのか?
今田議員
1月下旬から2月初旬にかけて、寒波で水道管の凍結や破裂で漏水が多発し、2~4日間に渡り市内の一部地域で断水被害があり、水の出ない生活を強いられたが、その状況について伺う。また、漏水した家庭の負担軽減を図るため、特別な措置として使用料の免除も必要だと思うが、市長の見解を伺う。
不嶋市長
1月24日から氷点下4度を下回る強い寒波があり、宅内の水道管の凍結により、管が破損し、寒気が緩んでから管内の氷が溶け、漏水が始まったと思われる。通常の1.6倍の水が流れ、矢田配水池の水位が低下し、崎山送水ポンプ場に送る水圧が低くなり、崎山送水ポンプに受水できず、送水ポンプが自動的に停止し、崎山配水池への送水ができなくなり断水となった。市で把握している漏水事故は、約1,000件あり、ほとんどが宅内の水道管等の破裂と玄関先の消雪散水が原因と思われる。これを教訓に、今後は一般家庭では露出管、給湯器の配管など保温材を使った凍結防止対策、消雪散水の節水などをして、管理に当たっていただきたい。また、漏水した家庭の負担軽減として、想定を超えた出来事であり、今回に限り上下水道料金を減免する。使用料は、基本的に1・2月分の使用分となり、申請期限は、9月28日までとしたい。
【その他の質問項目】
新ごみ焼却処理場建設
新ごみ処理施設建設の今後の流れは?
永崎議員
新ごみ焼却炉の建設で、1.発注支援事業者に対し、発注する市のチェック能力も必要となり、専門的知識が必要だと思うが、対応はどうなのか。2.建設費に伴う財源はどうなのか。3.地元町会との安全協定の手順について、どうなのか。4.隣接地の町会に対する説明や安全協定書の締結については、どうなのか。
福島市民生活部長
1.工事発注支援事業は、国の手引きに基づき、計画段階から過去の実績や廃棄物部門の技術士がいるコンサルタントに発注事務を支援してもらうもので、このことで職員も十分に対応できるものと考える。2.特定財源として、二酸化炭素排出抑制対策事業費交付金国庫補助を充当し、交付率は事業費の最大2分の1である。起債については、一般廃棄物処理事業債を充当し、起債充当率は補助対象経費の90%、交付税参入率は50%を見込んでいる。3.新施設については、現行の協定内容や焼却施設で石川北部RDFセンターの協定内容等を踏まえ、関係町会と協議し、平成34年までに協定を締結する。4.杉森町会はもとより、説明を求める地元町会には、施設について安全対策も含めて説明をしていく。生活環境保全協定については、旧広域圏時代に協議決定された施設整備における吉田町と三引町と締結予定である。
【その他の質問項目】
中小企業振興基本法の制定について
中小企業の振興を図る条例制定の予定は?
山添議員
中小企業の廃業が続くなか、先般、本市において事業継承を支援する官民一体のネットワーク組織が設立された。こうした内容が中小企業振興基本条例として、本市でも制定されることを望むが、すでに県で制定されている条例「ふるさと石川の地場産業を担い地域経済を支える中小企業の振興に関する条例」をどう評価しているのか。その条例を受けて、本市でも同じような趣旨の条例を制定してはどうか。また、労使一体となって基本理念を遂行できる内容を条文に明記する方向性はないのか。
不嶋市長
県の条例は、県内広く中小企業の振興の基本理念とその方向性を示しているもので、必要な施策を総合的に推進するよりどころであり、行政と企業の役割分担も明確にしている。県の条例には、市が行政として行う全項目について、しっかりと取り組んでいる状況になっており、基本的には、市の条例を待たなくても、国・県の法律や条例などを踏まえながら、推進・実施している施策を労使一体となって進めていくことが大事だと考える。市で条例を整備しなくても、我々が行っている仕事を優先してしっかりと進めていくことで、中小企業の振興が図られていると思っているので、今の段階では条例の必要性は感じていない。
【その他の質問項目】
七尾港の問題
七尾市の繁栄は七尾港がもたらす!
杉本議員
金沢港建設の際、県政の重要な課題として県内の物流港である七尾港と金沢港の両立させていくことだったが、七尾港は開港100年以上の重要港湾としてどうなのか。今後活力を取り戻す努力として何か実施する考えはないのか。七尾港の繁栄は、単に当市だけではなく、能登全域に与える重要な課題でもあり、金沢港と両立された港の姿となっているのか。
不嶋市長
金沢港は、国際海上コンテナと外航クルーズの2つの機能が認められ、日本海側拠点港に選定された。一方、七尾港は選定に漏れ、次点として原木の拠点化形成促進港に選定された。このことを踏まえ、官民挙げて原木のトライアル輸送や木材等のポートセールスに積極的に取り組んできているが、残念ながら事業化の見通しが立っていない状況である。今後も市の役割としては、港湾機能をしっかりと充実していくことが大事だと思っており、現在進めている大田地区の国際物流ターミナル水深13メートルの整備、あるいは矢田新地区の緑地の整備について、国や県に対して、しっかりと要望を続けて港湾機能の拡充に努めていく。そのためにも、利活用を基本的には、民主導でお願いしたと思っており、行政も民間の皆さんと連携して、取り組んでいきたい。
【その他の質問項目】
能登立国1300年記念事業について
能登立国1300年を盛り上げよ!
桂議員
能登立国1300年記念事業として、1.県が作成するガイドブックはどのような内容なのか。2.七尾市の記念事業はどのようなものがあるのか。3.七尾城跡の航空レーザー測量調査の結果と今後の利活用をどう考えているのか。4.能登立国1300年記念実行委員会の設置は考えているのか。
前田産業部長
1.県と能登4市5町の観光商工団体が連携して、能登立国1300年記念として能登の魅力を満載したガイドブックの作成を進めている。世界農業遺産の能登の里山里海の豊かな自然、温泉や伝統工芸、祭り、観光スポットなど、能登の魅力を紹介するものとなっており、ゴールデンウイーク前に全国発売の予定である。
浦辺教育部長
2.まず、のと里山里海ミュージアムのオープンが記念事業となり、パンフレットにも盛り込んでいく。能登立国1300年の目玉は、660年に蝦夷討伐で戦死した能登臣馬身龍であり、その部分も開館に併せて盛り込んでいきたい。3.七尾城跡の測量の結果は、昨年の市民フォーラムで披露し、その測量の成果をミュージアムの開館に併せて2メートル四方の立体模型を作製し、七尾城の全体像を紹介していく。4.能登の市町関係者が連携し、様々な記念事業を展開する予定で、七尾市として実行委員会は設置しない。
【その他の質問項目】
第2次総合計画の策定について
若者を的にした施策を!
山崎議員
現在、第2次総合計画の策定に向けて、昨年から本格的な動きが行われているが、現時点での進捗状況はどうなっているのか。また、七尾市出身者が大学に進学して卒業された方々のuターンが思うように進んでいないことが人口流出の大きな要因の一つであると考えるが、行政として今後の総合計画策定に向けて、この課題についてどのように捉えているのか。
不嶋市長
これまでに総合計画審議会において3回審議いただいている。審議会には、住民生活、産業建設、教育文化の部会を設けて、計画内容について意見をいただいた。その意見を踏まえて、計画案の修正に取り掛かり、今後審議会で計画の修正案を改めて審議いただき、平成30年夏ごろにはパブリックコメントを実施し、11月には市長へ答申をいただき、それをもとに基本構想案を議会に諮って議決をいただく段取りである。また、人口減少の中で若者の流出を抑制し、uターンを図る対策も大変重要である。平成27年に第1次総合計画を策定し、企業誘致などによる働く場の確保、教育環境の充実、移住・定住策の充実などを掲げ、これに基づいて取り組んでおり、第2次総合計画においても引き続き取り組み、こうした戦略の中身、施策をしっかり位置付けた計画にしていきたい。
【その他の質問項目】
七尾港の整備について
七尾港の設備強化を!
森議員
重要港湾である七尾港の整備について、大田の3号岸壁は水深13m岸壁となっており、他のところは未だに11mのままである。七尾港を利用する船会社は物流の効率化を進めることは至上命題であって、船舶を大型化している。七尾港に入港する船舶は石炭船も含めて多くなっているが、外材はだんだん減ってきている。金沢港は今、設備強化を目指しており、七尾港においても国、県に対し強化をお願いしていただきたいが、市長の見解はどうか。
不嶋市長
七尾港の施設整備だが、国において大田地区の国際物流ターミナルの整備が進んでおり、県においても矢田新地区で緑地の整備が今始まっているところである。毎年毎年、国や県に対して経済界の方々とともに七尾港整備促進に係る提言要望活動を展開している。しっかりと港湾機能の強化に向けて早期完成を働きかけていきたい。利活用面では、原木のトライアル輸送や経済界、県、市が一体となった木材等の高等セールスにも取り組んでいるが、事業化の見通しが立たない状況である。今後は引き続き、七尾港の利活用については、経済界を中心になって、しっかりと進めていただきたいと思うし、官民一体で七尾港の売り込みには力を入れていきたい。
【その他の質問項目】
農業振興について
新規就農者の支援体制の充実を!
久保議員
市では、担い手育成として給付金支給による新規就農者、青年就農の促進や法人組織の設立支援、また大型圃場整備による農作業の省力化の推進や機械設備の購入支援も行っているが、それぞれの費用対効果はどうか。そして、農業青年グループが増え農業所得を上げるためにブランド化に力を入れているが、数字が思うように上がらない。当初予算でも新規就農者に対しての支援があるが、5年間で経営が安定すると思うのか。しっかり確立すべきではないか。
不嶋市長
大型圃場整備や大型農業機械の導入支援については、国や県において整備効果などしっかりと費用対効果を見極めたうえで事業採択することになっている。これらの事業を推進していくことで農業生産物の増産、営農コストの削減などに繋がっていくと思うので、今後も持続可能な農業経営が図られるように、優良農地をしっかりと守っていきたい。また、新規就農者のサポートとして、就農後の5年間で資金確保や農地確保など各分野の専門家による支援体制を整えているが、新規就農で定着するには長いスパンが必要。5年にかかわらず引き続き研修や意見交換、関係各位と連携して就農者の相談に応じて経営の安定、定着に努めていく。
【その他の質問項目】
子ども医療費について
子ども医療費の窓口無料化を!
礒貝議員
新年度から子どもの医療費無料化の対象が高校卒業まで拡充され、これまであった自己負担も廃止となり、子どもを抱える保護者には嬉しい制度の拡充である。しかし、無料化といっても全国、県内をみても七尾市とは大きく違うが、その違いは何か。また、県内で無料化をしていない自治体はどこか。そして、これまで窓口無料化にしないのは、子育て世帯が必要以上に受診することで医療費が高騰することを理由に挙げている。夜間でも安心して子育て出来る制度が窓口無料化である。窓口無料化に踏み出す決断はあるのか。
津田健康福祉部長
子ども医療費について、制度内容の違いは助成金の給付方法である。七尾市は、償還払い方式で、この方式で助成を行っているのは、七尾市と志賀町である。新年度から対象年齢を18歳まで拡大し、自己負担を廃止することで、子ども医療費の無料化は完了し、保護者の経済的な負担はなくなると考える。保護者には医療機関等でいったん自己負担をしていただくことで、子どもの健康について改めて気を配っていただく機会となるため、今のところ窓口無料化は考えていない。
【その他の質問項目】
観光振興策について
能越道未着工区間の早期完成を!
木下議員
七尾市の就業者数の約7割を占めるのが第3次産業であり、その大きな柱である観光政策は、地域経済にとって欠かすことが出来ない大切な政策である。これまでに様々な要因で七尾市に訪れる観光客が減少し、それに立ち向かうための政策を打ち続けているが、観光入り込み客数が減少傾向にある。その観光には、インフラ整備が欠かすことが出来ない要素であり、能越自動車道七尾インターからの未着工区間の少しでも早い開通が望まれるが、その見込みはどうなのか。
不嶋市長
七尾インターから3.4キロについて、地元への説明会は終わっており、今年の2月には計画路線の中心を示す杭を打つときに私も立ち会った。一歩ずつ着実に事業が進捗していると実感している。今後、国おいて、用地取得が進み、七尾市としても用地取得の際にはしっかりと全面的に協力していきたい。1日も早い開通に向けて、必要な予算を国において確保するように毎年やっているが、議会、経済界、関係団体が一丸となって、国に対してしっかりとお願いをしていきたいと思っているので、引き続き協力をお願いする。
【その他の質問項目】
福祉入浴施設の廃止による利用者への負担軽減
入浴施設を利用しやすい体制強化を!
伊藤議員
サンライフプラザと中島の「すこやか」にあった福祉入浴施設が老朽化に伴い廃止されることになったが、施設では入浴以外に体操教室や手芸教室など、入浴で心身のリラックスをするとともに、認知症予防の取り組みなどができる楽しい交流の場であった。今回、高齢者の方に12枚綴りの入浴券を補助し、市内の入浴施設に足を運びやすくする施策が示されたが、交流の輪を継続できる対策と、各地域の周遊バスのルート変更などをして周辺の入浴施設を利用しやすい体制強化をお願いしたいが、どうか。
津田健康福祉部長
サンライフプラザと中島の「すこやか」に限らず、広く交流の場が確保されるのは自立支援や介護予防に繋がる。市では介護予防グループデイなどの支援のほか、社会福祉協議会でも行っている寄り合いの場で自主的な通いの場の支援を行っている。また、バスルートについて、中島地区では4月から「すこやか」から「いやしの湯」の区間に直行便を1日1便増便する予定である。田鶴浜地区と能登島地区は、地区内を走行するバスで入浴施設を発着する便があり、七尾地区は「まりん号」や路線バスで最寄りの入浴施設の利用をお願いしたい。
【その他の質問項目】
消防体制の見直しによる効果について
消防体制の見直した成果は!
杉木議員
昨年4月から和倉消防署を設置し、新たに1台救急車を増車配備し、七尾鹿島全体で6台の救急車が配備されたが、救急車の配備先の救急出動状況はどうだったのか。また、3消防署体制となって、前年と比べて対応がどのように変わったのか。
長門消防長
和倉消防署の救急出動件数は、1月末で539件。全体の出動件数は、昨年と比較して220件増の2,626件で、そのうち和倉救急が全体の20.5%を占めている。和倉救急が増えたことで、各救急隊の出動率は、七尾で16.9%、灘浦で37%、中島で15.1%、能登島で32.2%の減となった。同じ地域で出動が重なった場合、以前は遠方の救急隊でカバーしていたが、今はより近い救急隊でカバーでき、現場到着時間を大幅に短縮できるようになった。救急車の到着時間は全体的に約2分半短縮され、特に和倉温泉や田鶴浜地区へは、今まで10分かかっていたのが今は5分で到着できるようになり、大きな効果を得ている。また、3消防署体制により和倉消防署から2隊同時出動も可能となり、早期から多くの消防車を災害現場へ投入することが可能となった。和倉消防署には、化学車を中心とした特殊災害の専門部隊を編制することができ、総合的に大きな効果が得られた。
【その他の質問項目】
コミュニティセンターの耐震化
コミュニティセンターの耐震化を!
徳田議員
各コミュニティセンターは自然災害時には第1次避難場所となっているケースがある。また災害の種類を問わず、地域住民が避難してくることも予想される。市内のコミュニティセンターの耐震化状況はどのようになっているのか。また、避難時には老人も多く、トイレを洋式化にしてはどうか。
不嶋市長
コミュニティセンターが22館あるなかで、耐震化がなされていないのが、徳田地区と中島地区の釶打分館である。徳田地区コミュニティセンターについては、平成27年度の行った耐震性能調査によると、全部ではないが一部が耐震化されていないということで、耐震化が必要となる。今後改修内容をしっかりと地域の皆さんと相談しながら進めていきたい。釶打分館については、地元と協議を進めているところである。トイレの様式化については、活動拠点としている地域づくり協議会としっかり協議をしながら、前向きに対応していきたいと考えている。
【その他の質問項目】
委員長/永崎陽
副委員長/垣内武司
委員/荒川議長を除く全議員
委員会付託
予算常任委員会の総括質疑された内容について、主に下記内容が議論されました。
平成30年度七尾市一般会計予算
生活保護制度について
質問
当初予算で生活保護費を利用している扶助費について、受給者の減少が予想されているが、その根拠は何か。
回答
平成29年3月末時点で、保護を受けているのが142世帯150人、平成30年1月時点では131世帯140人と減少している。生活扶助、住宅扶助、医療扶助とそれぞれの扶助費から積算している。その中の、生活扶助費で平成28年度末128人のところ、平成30年1月末では110人と減少している。この実績から平成30年度は112人延べ1,344人を見込んだ。その他の扶助費についても、昨年度の予算よりも減少している状況。
平成30年度七尾市一般会計予算
質問
就学援助制度の周知について、どのように行っているのか。
回答
4月下旬に学校から保護者に対して制度の関係書類を配布している。新入学準備費については、10月から11月にかけて就学時健康診断の結果と併せて制度の関係書類を配布している。その他、市外からの転入手続きについても、教育委員会の窓口において、制度のお知らせをしており、市のホームページでもお知らせしている。
質問
就学支援制度の1人当たりの支給額が57,474円で、県内で17番目に低いが、その要因は何か。
質問
三世代家族が同居及び結婚を機に親と同居する世帯の住宅改修に対する助成で、100万円以上の増改築改修をした場合に1件につき50万円を助成するものであるが、これまでに助成を受けたものは何件あるのか。
回答
今年度は3件分が完了し奨励金を交付している。現在は2件分が施工中であり、今年度中に助成するかどうか、完成の状況を見極めて対応したい。
質問
三世代家族の同居というのは、最近では少なくなっているが、この制度の周知をどのようにしているのか。
回答
市の広報やホームページに掲載している。また、町会連合会の集まりのなかで、制度の説明をした。その他、住宅メーカー、住宅関連会社、建築士会にも情報提供をして、制度の活用を行っているところ。
平成30年度七尾市一般会計予算
質問
今年度は支援する予定は何件か。事業費を超える申し込みがあった場合は増額する予定はあるのか。
回答
平成24年度からこの制度を設けており、平成30年度には2件の採択を予定している。事業費を超える申し込みがあった場合は、審査した結果、良い案件であれば予算増額して対応する。
質問
これまでにどれだけの申請があって利用したのか。
回答
平成24年度から開始したこの制度で19件が採択され、農業や漁業に関するものなど地元のものを活用した6次産業化の取り組みが行われている。今後もPRをしっかりとして、石川県産業創出機構やのと七尾6次産業化支援機構などと連携して、6次産業化に取り組む事業者の掘り起こしや支援を行っていきたい。
議案第1号
平成30年度七尾市一般会計予算可決
議案第2号
平成30年度七尾市ケーブルテレビ事業特別会計予算可決
議案第3号
平成30年度七尾市国民健康保険特別会計予算可決
議案第4号
平成30年度七尾市後期高齢者医療保険特別会計予算可決
議案第5号
平成30年度七尾市介護保険特別会計予算可決
議案第6号
平成30年度七尾市公設地方卸売市場事業特別会計予算可決
議案第7号
平成30年度七尾市西岸財産区特別会計予算可決
議案第8号
平成30年度七尾市水道事業会計予算可決
議案第9号
平成30年度七尾市下水道事業会計予算可決
議案第10号
平成30年度七尾市病院事業会計予算可決
議案第11号
七尾市部設置条例の一部を改正する条例について可決
議案第12号
七尾市情報公開条例の一部を改正する条例について可決
議案第13号
七尾市個人情報保護条例の一部を改正する条例について可決
議案第14号
七尾市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例について可決
議案第15号
公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例について可決
議案第16号
七尾市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について可決
議案第17号
七尾市手数料条例の一部を改正する条例について可決
議案第18号
七尾市基金設置条例の一部を改正する条例について可決
議案第19号
七尾市のと里山里海ミュージアム条例について可決
議案第20号
七尾市体育施設条例の一部を改正する条例について可決
議案第21号
七尾市中島健康福祉センター条例の一部を改正する条例について可決
議案第22号
七尾市放課後児童クラブ設置条例の一部を改正する条例について可決
議案第23号
七尾市子ども医療費給付条例の一部を改正する条例について可決
議案第24号
七尾市ひとり親家庭等医療費給付に関する条例の一部を改正する条例について可決
議案第25号
七尾市国民健康保険条例の一部を改正する条例について可決
議案第26号
七尾市介護保険条例の一部を改正する条例について可決
議案第27号
七尾市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準条例の一部を改正する条例について可決
議案第28号
七尾市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準条例の一部を改正する条例について可決
議案第29号
七尾市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準条例の一部を改正する条例について可決
議案第30号
七尾市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例について可決
議案第31号
七尾市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について可決
議案第32号
七尾市農村多目的集会施設条例の一部を改正する条例について可決
議案第33号
七尾市農村公園条例の一部を改正する条例について可決
議案第34号
七尾市企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化のための固定資産税の課税の特例に関する条例の一部を改正する条例について可決
議案第35号
七尾市観光公園条例の一部を改正する条例について可決
議案第36号
七尾市建築基準条例の一部を改正する条例について可決
議案第37号
七尾市及び中能登町の広域行政の推進に関する規約の一部改正に関する協議について可決
議案第38号
辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について可決
議案第39号
辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について可決
議案第40号
辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について可決
議案第41号
辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について可決
議案第42号
辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について可決
議案第43号
辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について可決
議案第44号
七尾市過疎地域自立促進計画の変更について可決
議案第45号
新たに生じた土地の確認について可決
議案第46号
新たに生じた土地の確認について可決
議案第47号
町及び字の区域の変更について可決
議案第48号
町及び字の区域の変更について可決
議案第49号
七尾市文化ホール等の指定管理者の指定について可決
議案第50号
工事請負契約の締結について可決
議案第51号
財産の無償譲渡について可決
議案第52号
市道路線の廃止について可決
議案第53号
市道路線の認定について可決
議案第54号
平成29年度七尾市一般会計補正予算(第10号)可決
議案第55号
平成29年度七尾市ケーブルテレビ事業特別会計補正予算(第3号)可決
議案第56号
平成29年度七尾市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)可決
議案第57号
平成29年度七尾市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第3号)可決
議案第58号
平成29年度七尾市介護保険特別会計補正予算(第4号)可決
議案第59号
平成29年度七尾市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)可決
議案第60号
平成29年度七尾市下水道事業特別会計補正予算(第3号)可決
議案第61号
平成29年度七尾市公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第2号)可決
議案第62号
平成29年度七尾市水道事業会計補正予算(第3号)可決
議案第63号
平成29年度七尾市病院事業会計補正予算(第4号)可決
報告第1号
平成29年度七尾市一般会計補正予算(第9号)の専決処分の報告について承認
議会議案第1号
洪水回避等を目的とした流量確保のための中小河川の河道掘削の予算の確保を求める意見書可決
議会議案第2号
バリアフリー法の改正及びその円滑な施行を求める意見書可決
なお、可決された意見書は関係機関へ提出しました。
平成29年請願第5号
子どもの医療費を18歳(高校卒業)まで窓口無料にすることを求める請願不採択
毎年、市内各所において市民と議会との懇談会を開催しており、毎回多くの方々にご参加いただきありがとうございます。今年度においても、市民と議会との懇談会を開催するにあたり、例年とは趣向を変えてやってみようということで、新しい試みとして「出前講座形式」で開催しようということになりました。議会と意見交換などしたい団体は、日時や場所、どのような内容で意見交換を行いたいのか、どのようなことについて聞きたいのか、など事前にお申し込みください。
【申し込み】
団体名、代表者氏名、連絡先、開催日時、開催場所、開催目的(何について聞きたいのかなど)を指定の申込用紙にご記入のうえ、議会事務局まで提出してください。申し込みの際、どのような活動をしている団体なのか、どのような目的の団体なのかも併せてお知らせください。申し込みの後、どのような流れで進めていくのかなど事前協議を行いながら、当日は有意義な会にしたいと思います。開催日まで約3~4週間前までに申し込みください。なお、市議会定例会が行われる3月、6月、9月、12月は対応不可となりますので、ご了承ください。
傍聴を希望される場合は、当日、議場入口の受付で、傍聴申込書に住所、氏名を記入してから入場してください。また、団体で傍聴される場合は、団体の名称、人員、代表者または責任者の住所、氏名を記入してください。
1月18日木曜日に市議会議員に1名の欠員が生じたことを受け、1月26日金曜日に行われた市議会議員選挙繰上補充選挙会で、次点候補が2人いたため(昨年10月に行われた市議会議員選挙で2人が同じ票数)、くじ引きによって当選者を決め、久保吉彦議員が当選しました。
久保吉彦議員(61歳)
期別=5期
会派=灘会
議会の組織が一部変更となりました。変更内容は以下のとおりです。
【変更になった委員・役職】
【2月】
5日全国高速自動車道市議会協議会定期総会(東京都)
13日議会運営委員会
総務企画常任委員会
産業建設常任委員会
石川県市議会議長会定期総会(輪島市)
14日広域行政懇話会
15日全国市議会議長会評議員会(東京都)
16日のと鉄道運営助成基金事務組合議会定例会
20日全員協議会(内示会)
21日石川県後期高齢者医療広域連合議会定例会
23日議会運営委員会
石川北部RDF広域処理組合議会定例会
27日平成30年第1回定例会(~3月23日)
【4月】
10日産業建設常任委員会
18日議会運営委員会
20日教育民生常任員会
26日第93回北信越市議会議長会定期総会(富山県)
議会だよりへの、市民の皆さんの率直なご意見・ご感想をお寄せください。なお、議会の会議録については、七尾市役所情報公開コーナー、中央図書館、本府中図書館、田鶴浜図書館、中島図書館、能登島地区コミュニティセンターに備えてあるほか、市のホームページでも閲覧できるようになっていますので、ご覧ください。
七尾市議会事務局
TEL.0767-53-8433
http://www.city.nanao.lg.jp
発行日/平成30年4月27日発行
七尾市議会だより
URL.http://www.city.nanao.lg.jp
編集/七尾市議会だより編集委員会
TEL/0767-53-8433
発行/七尾市議会
所在地/石川県七尾市袖ケ江町イ部25番地