ホーム > 市政 > 七尾市議会 > 議会だより > 令和4年議会だより > No70令和3年度第2回定例会3月会議 > No70令和3年度第2回定例会3月会議テキストブック版 > 1ページ(表紙)~6ページ
ここから本文です。
表紙(1ページ)
七尾市議会だより2022年11月72号
目次
2ページ
9月会議の概要
3から4ページ
各委員会・分科会の審査結果
決算審査報告
5から9ページ
一般質問(15名)
10ページ
議会活動報告
11ページ
採決結果一覧
12ページ
議会傍聴・中継のお知らせ
議会の動きなど
写真キャプション
再開されつつある地域行事
新型コロナウイルス感染症の影響で、これまで自粛を余儀なくされていた地域の行事や祭礼が、久しぶりに各地で開催されています。
地域行事や祭礼は、地域住民の絆を深めるとともに、先人が大切に守り伝えてきたことを次代へと継承していくことや地域のことを学ぶ絶好の機会でもあります。
地域行事や祭礼がこれからも続いていくことを心から願います。
https://www.city.nanao.lg.jp/
七尾市議会検索
2ページ
9月会議の概要
令和4年度七尾市議会定例会9月会議は、9月6日火曜日から9月29日木曜日までの24日間の会議期間で行われました。
今会議では、15名の議員が市政一般について質問を行いました。
議案等については、議案23件、報告9件が市長より提出され、審査の結果、全ての議案は可決および認定されました(報告9件は議決不要)。
最終日の9月29日には、追加議案1件、同意案1件、意見書提出による議会議案3件についても提出され、すべて可決および同意されました。
国民文化祭に向けた観光客の受入環境整備費を可決!
【議案第10号】
令和4年度七尾市一般会計補正予算(第4号)
文化施設・観光施設改修事業費
1億1,139万1千円
令和5年秋開催の国民文化祭を機に文化・観光施設への誘客を促進するための観光客の利便性向上に向けた施設改修等
写真キャプション
石川県能登島ガラス美術館
石川県七尾美術館
その他の主な議案
【議案第10号】
令和4年度七尾市一般会計補正予算(第4号)
主な事業
七尾市貨物運送事業継続支援金事業費
5,000万円
原油価格高騰により厳しい経営環境にある貨物運送事業者に対する支援
対象:一般・特別貨物自動車運送業を営む中小企業者
支援額:10円/リットル
特定不妊治療費一部助成事業費
154万8千円
保険適用の生殖補助医療と併用される保険適用外の先進医療に対する助成
助成額:先進医療に要した経費の10分の7
【議案第22号および23号】
財産の取得について
取得する財産=
高規格救急自動車1台
消防ポンプ自動車(CD-1型)1台
【議案第33号】
令和4年度七尾市一般会計補正予算(第5号)
住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業費
3億6,432万4千円
電力・ガス・食料品等価格高騰に伴う緊急支援給付金
給付額:1世帯当たり5万円
里山里海保全活用推進総務費
400万円
トキが生息可能な環境整備モデル地区に対する補助
補助金額:1地区上限100万円
現年発生農業災害復旧事業費
7,200万円
現年発生林業災害復旧事業費
1,700万円
現年発生河川等災害復旧事業費
1億9,370万円
生活道路整備支援事業費・がけ地防災事業費
210万円
8月20日豪雨による災害箇所の復旧事業費
農地2か所、農業用施設6か所、林道2か所、治山1か所
市道10か所、河川16か所、生活道路1か所
9月1日豪雨による災害箇所の復旧事業費
農地4か所、農業用施設7か所、林道5か所
市道7か所、急傾斜地1か所、がけ地1か所
3ページ
総務企画
分科会(予算決算常任委員会)
常任委員会
総務企画常任委員会に付託を受けた議案および予算決算常任委員会総務企画分科会に分担された議案について審査した結果、主に下記内容が議論されました。
委員長/西川英伸
副委員長/原田一則
委員/山花剛、瀨戸三代、山添和良、永崎陽
【9月会議】
委員会付託
議案9件
分科会分担
議案3件
写真キャプション
高階地区コミュニティセンターと多目的グラウンド
主な審議内容
【議案第10号】9月会議令和4年度七尾市一般会計補正予算(第4号)
過疎対策事業債(過疎債)について
質問
七尾市全域が過疎地域に指定されたことにより、一般廃棄物事業債と過疎債を組み替えするとの説明であったが、今年度の過疎債の発行限度額はだいたい35億円ぐらいを想定しているのか。
回答
これについては、ここまで枠がとれるかどうかというのもあり、七尾市としてそこまで借り入れをするかというところもあるが、今年度はごみ処理施設という大きな事業もあるので、限度とすればこのような形になると考える。
過疎対策事業債(過疎債)とは
過疎地域の持続的発展計画に基づき、過疎市町村が、市町村計画に基づいて行う事業の財源として特別に発行が認められた地方債
【議案第15号】9月会議
七尾市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について
質問
非常勤職員の育児休業について手厚くするということだと思うが、非常勤職員というのは会計年度任用職員と解してよいのか。
回答
お見込みのとおり。
質問
対象者はだいたい何名くらいか。
回答
市長部局、教育委員会部局合わせて150名程度を見込んでいる。
【議案第18号】9月会議
七尾市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例について
質問
対象となる多目的グラウンドのあるコミュニティセンターは何か所あるのか。
回答
8か所である(和倉、崎山、高階、田鶴浜相馬分館、中島の釶打、熊木、豊川、笠師保分館)。
教育民生
分科会(予算決算常任委員会)
常任委員会
教育民生常任委員会に付託を受けた議案および予算決算常任委員会教育民生分科会に分担された議案について審査した結果、主に下記内容が議論されました。
委員長/中西庸介
副委員長/江曽ゆかり
委員/木戸奈諸美、和田内和美、木下美也子、山崎智之
【9月会議】
委員会付託
なし
分科会分担
議案3件
写真キャプション
中島祭り会館と横田交差点のモニュメント
主な審議内容
【議案第10号】9月会議
令和4年度七尾市一般会計補正予算(第4号)
温泉健康増進事業費について
質問
健康増進センターアスロンの子どもが使える浅いプールは、現在使えない状態になっているが、今年度はこのままか。
回答
レジャープールは、今年度はこのままであるが、現在、アスロン全体の大規模改修にむけた調査を行っているところである。
中学校管理費について
質問
消火器購入(更新)の話があったが、期限切れの消火器の処分費も含まれているのか。
回答
期限切れをむかえる消火器の購入費および処分費である。
【議案第10号】9月会議
令和4年度七尾市一般会計補正予算(第4号)
文化財保護施設管理運営費について
質問
祭り会館の修繕費ということだが、どの部分を修繕するのかより詳しく説明をお願いする。
回答
祭り会館本体というよりも周知に関するもので、具体的には横田インターチェンジから降りてきて県道とぶつかる交差点の「ようこそ祭り会館へ」という案内板の文字が薄れているのでその塗装費。
もう一つは、祭り会館駐車場内の3本の外灯を兼ねた枠旗をイメージした鉄板の塗り替えと祭り会館という文字を入れる費用である。他に、祭り会館手前の広場内の高圧電圧施設の老朽化したケーブルの修繕である。
4ページ
産業建設
分科会(予算決算常任委員会)
常任委員会
産業建設常任委員会に付託を受けた議案および予算決算常任委員会産業建設分科会に分担された議案について審査した結果、主に下記内容が議論されました。
委員長/木下敬夫
副委員長/徳田正則
委員/髙橋正浩、佐藤喜典、垣内武司、今田勇雄
【9月会議】
委員会付託
議案4件
分科会分担
議案2件
写真キャプション
貨物運送事業(イメージ)
中小企業振興対策事業費について
質問
キャッシュレス決済ポイント還元事業について、どれくらいの効果が出たのか。
回答
ポイントの還元が仮に2億円とすると、還元率が20%なので、消費は10億円、還元されたものが後に消費されると12億円の効果となる。今回の1億円の増額補正により、18億円の経済効果となる。
貨物運送事業継続支援金事業費について
質問
事業復活支援金と事業再生支援金の対象となった事業者は対象外であるとのことだが、不公平感はないのか。
回答
それぞれの支援金事業の対象となっている企業の規模により異なり、不公平感はない。
質問
コロナ禍による減収と燃料高騰によるダメージはタイミングのずれがあったと思われる。減収による支援金の対象となった企業への燃料高騰によるダメージに対する次の支援策をご準備いただきたい。
回答
商工運輸だけでなく、他の分野においても燃料高騰のダメージが考えられ、全庁的に事業の取組みを考えていかなくてはならないと思っており、意識して努めたい。
【議案第33号】9月会議
令和4年度七尾市一般会計補正予算(第5号)
世界農業遺産「能登の里山里海」活用推進事業費について
質問
トキが生息可能な環境整備モデル地区4地区に対する補助であるが、対象となる面積、取組みの継続期間はどれくらいか。
また、選定された4地区全てを継続して補助していくのか。
回答
対象となる面積について、石川県の想定は集落単位としており、七尾市では町会もしくは生産組合単位の規模を想定している。
選定するモデル地区は、令和8年の放鳥までに機運の醸成を図るためのスタートでもある。
ゴールは、放鳥した後、定着を目指すものであり、長期的計画である。次のステップもあるということをご理解願いたい。
イラストキャプション
朱鷺が舞う里山(イメージ)
令和3年度
決算審査
各分科会
(予算決算常任委員会)
令和2年度から、これまで決算審査特別委員会を設置して審査していたものから、予算審査を行った各予算決算常任委員会分科会で決算審査を行っております。
各分科会にて、令和3年度決算について審査した結果、主に下記内容が議論されました。
総務企画分科会
分担
議案1件
教育民生分科会
分担
議案3件
産業建設分科会
分担
議案5件
主な審議内容
【議案第26号】
令和3年度七尾市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について
デジタル人材育成の研修について【総務企画】
質問
研修項目も増えており、どんどん研修を進めているのかなと思うが、デジタル人材育成の研修については、秘書人事課のほうで特に設けていないのか。
回答
デジタル人材育成についても順次研修に加えていく。
特別支援教育支援員配置事業費について【教育民生】
質問
小学校の特別支援学級数は25学級で支援員は22名、中学校は8学級で支援員が6名であるが、各学級に支援員が配置されているわけではないのか。
回答
中学校の支援員は6名で、支援を要する生徒は8名であり、支援員の数は十分である。小学校については、支援を要する児童が多いため、配置が22名となっている。掛け持ちしている学級もある。
【議案第26号】
令和3年度七尾市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について
鳥獣被害対策事業費について【産業建設】
質問
カラスの駆除について、小丸山城址公園下のフン害がひどい。観光にも影響が出ると思われるが、対策はどうか。
回答
捕獲を行うが、駆除については、場所や時間等の定めがあり、追い払いも含めて課題である。七尾鹿島鳥獣被害対策協議会とも連携をとり、解決に努めたい。
森林整備保全事業費について【産業建設】
質問
竹が生い茂ることにより山が荒れている。森林環境譲与税を活用し、伐採後の竹の処理機械の貸与事業はできないのか。
また、森林整備地域活動支援交付金を活用できないのか。
回答
他市の状況を含め調査・研究する。竹の伐採については地権者の同意を得たうえで、環境林整備推進費で石川県が伐採を行っている。
5ページ
七尾市議会の採決結果や詳しい答弁内容はホームページにて公開しています。
議員のQ&市のA
一般質問
災害について
災害被害者への対応はどうだったか?
質問
災害は昼夜問わずいつ起こるか分からない。七尾市に2台ある排水ポンプ車がうまく機能していたのか検証し、二度あることは三度あると言う人がいるが、二度とないように訓練をするべきだ。
災害被害者の廃棄物の処理について、先日の浜岡川の水害で床上浸水した方から緊急に対応をしてほしかったとの切実な声があったが市長の見解を伺う。
回答
平成30年の豪雨による浸水被害の教訓から排水ポンプ車を2台購入している。8月20日の浜岡川の氾濫の際には、排水ポンプ車による排水作業により、浸水被害を解消することができ効果があったと考えている。今後、排水ポンプの設置作業のより一層の迅速化を図るため、市職員と委託業者と合同で現場における設置訓練を行っていきたい。また、被害が市内全域に広がった場合、対応できない状況が想定されるため、排水ポンプ車の増車等について検討していきたい。
8月20日の豪雨では、職員による被災住宅の確認、特定家電の対応を検討し、市の処理施設を開場した。発災後の最初の休日である8月27日、28日には処分場を休日臨時開場し、休日相談窓口を設置するなど、柔軟に対応を行い、家電等は、職員による回収を行った。
徳田正則議員(新政会)
写真キャプション
豪雨により一部が崩れた道路(国分町地内)
一般質問
能登歴史公園(国分寺地区)の活用について
大規模アスレチックの誘致を!
質問
能越自動車道の工事が進み、奥能登までの移動がスムーズとなる一方、七尾市が単なる通過点となる懸念がある。
能登歴史公園(国分寺地区)は、七尾ICで降り、観光や消費をしていただくための拠点のひとつであり、「また行きたい」と感じるような公園としての整備が必要だ。例えば、巨大アスレチックのような施設を誘致し、民間で運営するのはいかがか。
回答
能登歴史公園(国分寺地区)は、国史跡の能登国分寺跡や七尾城跡など重要な遺跡が集積する地域で、県はその保全や活用をする広域的な交流拠点として、また多様なレクリエーションや防災の拠点となる広域型の都市公園として整備を進めている。
工事中の北側エリアでは歴史体験広場や、平時や水害時の調整池として活用できる芝生広場が整備される。未着手エリアでは能登国分寺跡の一部が含まれており、その保存を図る見地から、巨大アスレチックの設置は難しいのではないかと考える。
「また行きたい」と思えるような取組みにより、のと里山里海ミュージアムを拠点とした交流事業の拡大につながるようしっかり取り組んでいきたい。
髙橋正浩議員(無会派)
写真キャプション
のと里山里海ミュージアム
一般質問
アダプト・プログラムについて
制度導入の検討を!
質問
市内の企業などが、環境美化活動をボランティアで行っているのをよく見る。
「アダプト・プログラム」、これは市民と行政が互いに役割分担を定めて両者のパートナーシップの下で美化活動を行う官民協働の取組のことだが、既に全国各地でかなり多くの地域で取り入れられており、散乱ごみの減少や行政と民間の役割分担の明確化につながっている。
この官民協働の環境美化活動を制度として立ち上げ推進すべきと思うが、考えを伺う。
回答
現在の環境美化活動は、いずれも各町会の協力や各団体のボランティアの力を借りながら行われており、地域のコミュニティの力が行動として示されている状況だ。
今後は高齢化などにより活動の継続も懸念されるので、現在の活動状況を注視しながら、企業との協働を視野に入れ、制度の導入について検討していきたい。
また、制度化により、役割分担もきちっとすることができ、制度が広がれば、ごみを捨てないといったことにもつながっていくと思うので、実現に向けて検討していきたい。
石川県内で導入している自治体
石川県いしかわ我がまちアドプト制
金沢市公園等里親制度
小松市わが町美化ピカ隊
加賀市加賀市環境美化ボランティア「かもワーク」
羽咋市さわやかロード415
能美市能美市道路里親制度
野々市市公共施設管理ボランティア支援事業
内灘町内灘町アダプトプログラム
永崎陽議員(新政会)
6ページ
一般質問
豪雨災害の対応について
地域との連携の強化を!
質問
昨今は自然災害の危険度が高まる中、地域主体の避難誘導や安否確認などが強く求められている。また、同時に、地区のまちづくり協議会の中の部会が果たすべき役割として、市との連携強化が今一番求められている。そこで、次の3点について伺う。
1避難指示の誘導の方法と周知について
2町会の地域づくり協議会との連携がどのようになっていたのか。
3今回の災害により、改善・見返しすべきものがあったのか。
回答
1災害の危険性が高まっている地域から、順次、避難指示及び避難所開設を行った。
2避難指示を発表した地域に対しては、市から町会長に困り事がないかなど聞き取りを行った。災害時には、町会関係者も地域の被害状況を確認し、市へ報告を行うなどの対応をしていただいている。
3より一層の防災力の強化が必要だと感じており、市としても関係機関や町内における横のつながりを取りながら対応できるよう、連携強化を図り、地域と共に防災力強化に取り組んでいく。
周知の方法
●屋外スピーカー
●ツイッター
●インフォメールななお
●ケーブルテレビななお
●七尾市ホームページ
●Lアラートを利用してのテレビ局のテロップ放送
中西庸介議員(新政会)
写真キャプション
今回の災害時の浜岡川の様子
一般質問
豪雨対策について
早急な排水ポンプ車の増車を!
質問
近年の異常気象により災害は激甚化し頻発する傾向にあり、豪雨や台風の多いこの時期は、市民の不安感も増しており、スピード感を持った対応、対策が必要だ。
ポンプ場の増設や排水ポンプ車の増車など、市民の生命と財産を守るために、今後の豪雨対策の改善策をどのように考えているか伺う。
また、排水ポンプ車の増車は納入までにかなりの時間を要する。排水ポンプ車の増車には、ぜひ補正予算を組んででも早急な対応をお願いする。
回答
8月20日の豪雨時に浜岡川で氾濫が発生したため、排水ポンプ車による排水対策を行ったところ、河川の水位が下がり、効果が確認されため、実効性の高い対策であると考えている。
現在、排水ポンプ車は、袖ケ江地区や御祓地区を中心に運用されており、台数も2台と限られており、実効性の高い排水ポンプ車の増車のほうを優先しながら、ポンプ場の排水能力の検証とその対策について検討していく。排水ポンプ車の増車は、なるべく早く提案できるように財源を含め、検証、検討を進めたい。
写真キャプション
排水ポンプ車による排水作業(浜岡川)
江曽ゆかり議員(無会派)
写真キャプション
排水ポンプ車
一般質問
圃場整備事業の複数採択への取り組みについて
どのような準備体制で進めるのか?
質問
圃場整備事業の採択及びそれに向けた体制の整備の必要性については、これまで多くの関係者から要望や議会質問があった。昨年の9月会議においても先輩議員から、複数採択について市長に考えを問うている。市長は、「事業採択に向け必要な人員や予算の確保に努め、毎年、少なくとも2、3地区ぐらいの新規採択に向け、県と協議して進めていく。整備計画も今後しっかり検討していきたい。地元においても担い手や仮同意書の確保に努力してほしい。」と答弁している。そこで、複数の事業採択に向け、どのように取り組んでいるのか伺う。
回答
県営圃場整備事業の新規採択には、農地に関する将来の土地利用方針となる土地利用構想を地域と連携して定める必要がある。今年度、令和6年度新規採択を予定している2地区の土地利用構想に係る予算を確保し、1地区は既に利用構想を策定した。また、地域の準備作業を支援するため、採択の要件である「担い手の確保」、「担い手への農地の集積」などの業務に担当者を配置して複数地区での新規採択に向けた体制づくりを強化した。引き続き複数採択に向け積極的に地元や県と調整を図っていくとともに、国への要望活動にも積極的に取り組む。
原田一則議員(灘会)