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2004年(平成16年)新潟県中越地震や2011年(平成23年)東北地方太平洋沖地震等において、谷や沢を埋めた造成宅地又は傾斜地盤上に腹付けした大規模な造成宅地において、盛土内部を滑り面とする盛土の大部分の変動や、盛土と地山との境界面等における盛土全体の地滑り的変動(滑動崩落)が生じ、造成宅地における崖崩れ又は土砂の流出による被害が発生しました。
これを受けて、国は地震時の宅地の安全性を確保するため、宅地耐震化推進事業を創設しました。
盛土造成地には、谷埋め型盛土や腹付け型盛土等があり、谷埋め型盛土は谷や沢を埋めたてていることから、盛土内に水の侵入を受け易く形状的に盛土側面に谷部の斜面が存在することが多いという特徴があります。一方、腹付け型盛土は、傾斜地盤上の高さが高いという特徴があります。これらの盛土造成地のうち、以下のいずれかの要件を満たすものを大規模盛土造成地と定めています。
谷を埋めて宅地用の平坦面を確保した「谷埋め型大規模盛土造成地」においては、主として地震時に宅地造成前の谷底付近や盛土内部を滑り面として、盛土造成地全体、または、大部分が斜面下部方向へ移動します。
傾斜地盤上などにおいて高い盛土を行った「腹付け型大規模盛土造成地」においては、主として地震時に盛土造成地全体、または、大部分が斜面下部方向へ移動します。
宅地における災害を防ぐためには、宅地所有者等の皆様が、日頃から自らの宅地や周辺の擁壁などに目を配り、点検しておくことが大切です。以下のチェックポイントを参考に点検することによって、滑動崩落など宅地の前兆となりうる異常を早く発見することができます。
わが家の宅地チェックポイント(外部サイト)(国土交通省HP)
大規模盛土造成地の概ねの位置と規模を示した大規模盛土造成地マップを作成しました。このマップは、大規模盛土造成地が身近に存在するものであることを市民の皆様に知って頂き、防災意識を高めて、災害の事前防止や被害の軽減につながることを目的に作成したものです。
市内における大規模盛土造成地の概ねの位置・規模は、下記のファイルをご確認ください。
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