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周囲1.3km、岩盤は3mくらい島上に同じ高さの松が一面に生え繁り、あたかも緑の蓋をしたようで、和倉から海上2.2km種島と共に望観される。昔、大友家持が訪れて歌を詠じ、畠山氏が連歌の宗匠を招いて遊宴を張ったとの言い伝えあり。島内に硯石という清泉があり、水が絶えないとのことである。(昭和26年粕谷貞治著「北陸温泉界の王座和倉温泉案内」より)
万葉集第十六集より
《机島の景観》
(左:中央奥に机島が見える)(右:写真中央に国旗をつけた多くの観光客が乗船した観光船がみえる)
(左:「やく玉にまされる硯石机のしまの波にみかきて里路(加藤)」と記されている。)