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令和元年度第2回七尾市図書館協議会
令和元年11月18日(月曜日)午後3時~午後4時30分
パトリア3階会議室4
出席者:南委員長、髙橋副委員長、杉田委員、大成委員、向委員、山口委員、古川委員、木本委員、鴻野委員計9名
事務局:青木館長、一花副館長、澤野副館長、山本主幹、網谷専門員計5名
欠席者:なし
0人
議事承認
11月15日に図書館で行われた「大人のためのお話し会」は、コンサートもあり良かった。これからもいろいろな行事が図書館で行われればよい。そうすれば、より一層市民のための図書館になると思う。本日の会議では、忌憚の無いご意見をお願いしたい。
1)令和元年度図書館の運営状況(前期)
〈資料1に沿って澤野副館長が図書館協議会・図書館事業・図書館友の会・読書会、山本主幹が子どもの読書活動推進事業、一花副館長が移動図書館事業の概要説明〉
(委員長)
母子草文庫の配本は、事前に連絡して行っているか。
(事務局)
そうである。資料1の7ページで、数値が0の施設は文庫が入っていないということ。施設の職員にこちらから何冊入れるか確認したり、施設の方から依頼があったりする。
(委員)
母子草文庫を施設で読み聞かせしているか。
(事務局)
配本に行くだけで、読み聞かせはしていない。
(委員)
子どもの読書活動推進事業にあるブックトークについて概要を教えてほしい。
(事務局)
東湊小学校では、毎年1~3年生まで各学年1回ずつ、計3回行っている。学校から依頼があってから出向する。
(委員)
石川県図書館大会の講演で、読み聞かせが読書活動に有意義だと聞いたので、学校にブックトーク周知して、もっと行ってほしい。
(委員)
学校図書館の会議でも周知したい。
2)令和2年度活動及び予算方針(案)
〈資料2に沿って澤野副館長が概要説明〉
(委員)
他の図書館で読書通帳を作ったら貸出冊数が増えたとテレビで放送していた。七尾市で読書通帳を作る予定はあるか。
(事務局)
機械印刷方式の読書通帳は費用がかかるので今のところ導入は考えていないが、手書きで記入する読書通帳を作るかどうかは今後の検討課題である。
(委員長)
読書通帳の対象年齢を小中学生の一学年だけというように限定したらどうか。
(委員)
新規事業でお楽しみスタンプ集めがあるが、これまで行ってきた夏休みスタンプラリーでも図書館へ行くきっかけになっているので、その延長として良い試みだと思う。
(事務局)
1年間を通して行っていこうと考えている。
(委員)
図書館の開館時間をもっと伸ばしたらどうか。
(事務局)
職員数と勤務形態からみて、これ以上開館時間を延長することは難しい。
(委員)
ナイトデーを設けるなど、曜日によって図書館の開館時間を伸ばすなどできないか。
(事務局)
やはり、現状の土・日・祝日休み無しで手一杯で、これ以上の開館時間の延長は職員数などの問題で難しいと考えている。
(委員)
来年度から中島図書室に指定管理者制度が導入されるが、開室時間の延長は難しいか。
(事務局)
図書室の運営については地域づくり協議会にお任せしているので、時間延長についてもそちらで話し合っていただきたい。
(委員)
図書室蔵書の除籍や登録など内容変更は、地域づくり協議会で行って良いか。
(事務局)
図書館から図書室になる時に、市立図書館側で古くなった図書を除籍したりして既に内容変更済みだが、何年後かに更に変える必要が出た時は、市立図書館の司書とも相談して、地域に合った図書を購入するなどしていただければと考えている。
(委員)
市立図書館では自動貸出機導入で、図書館員と来館者のコミュニケーションが少なくなったのではないか。
(事務局)
貸し借りだけの時だけでなく、他の時でも会話を交わしているので問題は無い。
(委員長)
図書室のコミュニケーションの場所としては、例えば矢田郷図書室なら前にあるサロンなど、各図書室に隣接しているスペースをうまく使っていけば良いと思う。
(委員)
私も学校に勤めていた頃は子供のための本の充実に力を入れていたが、これからは、お年寄りも増え、中には暇な人もいると思うので、今回図書館で実施した大人のお話し会をもっと充実させていっても良いのではないか。
(事務局)
これからも大人が楽しめる行事をしていければと考えている。
(委員)
石川県図書館大会では、図書館が閉館してから館内でプロレスを午前1時間半開催したという話を聞いたが、それも図書館に来てもらう工夫だと思う。
(事務局)
どのような行事をするにしても、あくまでも図書館なので、行事を行う時は必ずその関連図書を並べるようにしている。
(委員長)
開館時間内に行事をして閉館時間に影響が出ないようにするため、例えば前もって音楽を鳴らす行事をすることを周知したらどうか。
(委員)
「図書館だより」は何処に配布しているか。
(事務局)
印刷費用や町会の業務量抑制などへの配慮のため、総務課を通して各家庭への回覧や配布は行っていないが、図書館の他にもコミュニティセンター図書室に配置している。
(委員)
もっと「図書館だより」を見てもらえるように工夫してほしい。
3)その他
令和元年度図書室の運営状況(前期)
七尾市子どもの読書活動推進計画(案)
〈資料3に沿って山本主幹が概要説明〉
(委員)
コミュニティセンター図書室の利用者が減っている。特に田鶴浜コミュニティセンター図書室の利用者数や貸出冊数が激減しているのはなぜか。
(事務局)
図書室になる時に改修工事のための休館日を設けたことが、利用者数や貸出冊数減少の一因である。
(委員長)
利用者減少の理由として、図書室になって蔵書数が少なくなるとともに気に入った作家の本が減少したこともあると思う。旧・田鶴浜図書館には中島からの来館者もいて、好きな作家について語り合うことがあったが、それも無くなった。もちろん面積が狭くなり利用しにくくなったこともある。また、日曜日が閉館になり家族で来れなくなったことも大きい。
(事務局)
旧・田鶴浜図書館業務の特徴として、地区内の施設に行っていた何千冊もの配本を図書室になってから行わなくなったことも、貸出冊数の減少につながっている。
以上