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令和5年7月11日(火曜日)午後3時00分から午後4時00分
パトリア3階会議室3.4
山﨑委員(副会長)、円山、大森、奥井、佐野、高田、野田、久木委員(8人)
【事務局】髙瀬福祉課長、健康福祉政策室員(赤岩、久水、小川、瀧音、春木、瀧本、松本、水谷)
(山﨑副会長)
挨拶
(事務局)
欠席委員の報告
委員の自己紹介
事務局職員の自己紹介
(1)七尾市健康福祉審議会地域福祉分科会の概要について
(2)七尾市地域福祉計画令和4年度の主な取組みについて
資料(事前配布)P2~24について、福祉課長から説明
*委員の事前質問及び回答を説明
(委員)(資料P.15)重度障害者福祉タクシー利用助成事業に関して、先日、ボランティアに同行したのですが、みなとタクシーのタクシー料金が25%アップ、介護料が片道1回1,000円だったのが、8月から1回2,000円に値上げするようです。利用者の交通費が10,000円を超えることもあるが、タクシー券は1回に1枚の使用なのか。
(事務局)1回の利用で3枚まで使用可能なので、1回900円の利用ができます。
(委員)施設入所者は、使えないのですか。
(事務局)施設入所者は、使えません。
(委員)重度というのは、どの程度の方なのですか。
(事務局)(資料P.16)に詳しく書いてありますが、対象者は障害者になります。
(委員)在宅の方が買い物に行く場合、タクシー助成などはないのですか。
(事務局)高齢者を対象とした、タクシー助成はありません。
介護の認定を受けた方であれば、ケアマネージャーが受けることができるサービスの調整を行うのですが、移動サービスだけのサービスはありません。在宅の高齢者の方が買い物をしたいという事であれば、移動販売の事業者に事前に生活に必要な品物を注文して、購入してもらうなどの対応を行っている事業者がいます。
その他、通院で言えば、ご近所の住民同士のご支援による送迎や、病院の無料のバスや車を利用していただく、公共交通を利用いただくなどの対応をお願いしている。
(委員)在宅の方がウインドウショッピングをしたいというときは、サービスはないのか。
(事務局)たとえば、動くことはできるけど、車の免許がない方については、ご近所の助け合いの範疇で対応をお願いしている。現行の制度で、在宅の方にウインドウショッピングをサポートできるサービスはありません。
(委員)中島地区はげんきバス(コミュニティーバス)がでているが、田鶴浜、能登島、はそうしたサービスはないのか。
(委員)この会議は、令和4年度の結果や実績の報告となっているが、前回の結果なり、意見を反映して拡充したことがあったなどの報告があっても良い。前回2月に分科会を開催したときに、健康まちづくり推進連絡会の構成メンバーが高齢になっていて、参加するのが大変だという話があったが、そうした報告もこの会議で行えば良いのではないか。
(事務局)健康まちづくり推進連絡会の食生活改善推進員についてですが、今年度、食生活改善推進員に対しては、5回の研修会を開催し、13人が養成講座を受けている。運動の推進員には、3回の講習会を開催し、7人が養成講座を受けています。
(事務局)前回の分科会で、今現在、シルバーリハビリ体操指導士が無報酬で活動していただいているのは、それで良いのかという質問がありましたが、その際、介護支援ボランティアポイント制度について、今検討しているという風にお答えさせていただきました。令和5年度に入って、介護支援ボランティアポイント制度を見直し、ボランティアをしていただいたシルバーリハビリ体操指導士の方を対象として、事前の登録はいりますが、時間当たり2ポイント、金額で200円、年間40ポイント、金額で8,000円に交換できることとしました。見直した結果として、5,000円から8,000円に上限の引き上げもさせていただきました。
老人クラブ補助金の書類をもう少し簡単にできないのかというご意見もありましたが、国・県の補助金も入っているので、省けない書類もありますが、令和5年度中にはできる限りの見直しを行いたい。
(事務局)認知症サポーター養成講座の実施について、コロナ期間中には認知症サポーター養成講座の申し込みが少なかったですが、今年度は、町会単位で希望を伺って対応していきたい。特に、認知症の方の徘徊などで困っている事例も聞かれますので、そうした地区を中心に、認知症サポーター養成講座の実施をしながら、温かい支援を行える地域ぐるみの体制を築ければと考えています。
(委員)それに関連して、ここの委員にも指導士としてお世話になっているのですが、大変に実績というか、効果が私どもにはあります。もっともっと、こうした取組みを他の方に知ってもらいたいし、こういう効果があったというのを、市役所でもPRして、活動をバックアップしてもらいたい。老人クラブのあるないに関わらず、地域で広げていただければ、本当にありがたい。それからポイントについて、指導士には少しの時間でもやっていただいているので、感謝しています。
(委員)実際、私の地区でお願いする場合には、どうすればよいのですか。
(事務局)高齢者支援課に申し込んでいただければ、指導士や県の理学療法士の先生方を派遣して、体験していただくこともできます。申し込みの際に、要望を伺って、対応を考えさせていただきます。
(委員)(資料P.9)で老人クラブの活動支援があります。高齢者が増えているなかで、老人クラブが減っているのではないかと思います。理由はあるのでしょうが、全国的に見て増えているようなところがあれば、そうした事例も参考にしながら、市の指導・助言をいただければと思います。それと、先ほどの説明で、補助金の申請をもう少し簡単になるように見直したいという話ですが、そちらも検討をお願いしたい。
(事務局)老人クラブに関しては確かに減少傾向にあるのですが、老人クラブが減る一方で、通いの場の数は増加傾向にあり、昨年は140か所位だったのが、今年は157か所に増えています。皆さんのニーズに応じた集まり方が増えてきているのかな、という風に捉えています。老人クラブに関しては、特に高齢者の見守りという部分で、非常に大事な役割を担っているので、活動支援として、今年度、七尾版の長寿大学を計画しています。今年の秋頃に、老人クラブの介護予防などをテーマにした講座を考えており、老人クラブ連合会の方にも案内をさせていただきます。
(3)令和5年度地域福祉分科会のスケジュール
(4)その他
*資料(事前配布)P.25について、福祉課長から説明
<質疑応答>
(委員)老人クラブの補助金をいただくのに、提出する書類が多い。その書類を書く役になった人も大変に辛いのか、役をする人がいなくなり、クラブはなくなるということで、83団体あった老人クラブが77団体にまで減少している。書類が11枚もあり、役をする人も高齢者なので、疲れて嫌だと言っている。検討をお願いしたい。
(委員)手続きは簡単なのが一番良いと思うので、宜しくお願いしたい。
(事務局)先ほどのコミュニティーバスの件ですが、能登島地区は、65歳以上の方が能登島島内をバスで移動する際、能登島交通で回数券を買っていただければ、1回100円でバスを利用できます。中島地区は、げんきバス、田鶴浜地区は、はなバス、七尾地区は、まりん号、100円でのれるコミュニティーバスが各地区にあります。
(5)その他
特になし